そだちリドル 其ノ壹
老倉育(井上麻里奈)との再会をきっかけに、通っていた七百一中学校を訪れた阿良々木暦(神谷浩史)と忍野扇(水橋かおり)。 かつて使用していた下駄箱を訪ねると、そこには中学一年生の暦に宛てた封筒が入っていた。
そだちリドル 其ノ貮
五年前の一学期が終わろうとする頃、中学一年生の阿良々木暦は、突如自分の前に現れたモンティ・ホール問題に興味をそそられ、その解を求め、とある廃屋を訪れていた。
そだちとひたぎが合い打ちのようになって入院？ してしまったことの原因は、もちろん暦にありますが、戻ってきたそだちについて、今まで何があったのかを調べることになり、まずは暦の記憶を遡ります。
ここで、暦のまだ中学1年生のころの思い出のお話になって行きます。 暦は、なぜか数学だけはできるんですね。 その理由は、ある少女との思い出がありました。
モンティ・ホール問題という確率論の問題に興味を持った暦でしたが、夏休みにある廃屋に行くんですね。 そこにいた少女、彼女は名前を聞いてはいけないと言い、でも毎日必ずそこにいて、一緒に勉強をすることになるんですね。
そこに通う事が楽しくなった暦、しかしある日いきなりそれが終わるんですね。 その廃屋に久しぶりに来た暦、そして扇でしたが。
暦に敵意を持つそだちに
ひたぎが立ち向かう
それは中学1年生の夏に
