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西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人

2016年作品、ソイ・チェン監督、アーロン・クォック コン・リー ウィリアム・フォン シャオ・シェンヤン主演。

暴れ者の猿族の王、孫悟空(アーロン・クオック)が五行山に閉じ込められて500年後。 天竺へと向かう三蔵法師(ウィリアム・フォン)はその道中、虎に襲われるが逃げ込んだ洞窟に封じ込まれていた孫悟空の封印を解き危機を回避する。
しかし、三蔵法師は、特にお供を望んでいないことを知ると、孫悟空は自由だと思い空に向かうが、お釈迦様に戻るように言われる。 観音菩薩ケリー・チャン)により頭に金の輪をはめられ、三蔵法師の護衛として旅のお供をするよう命じられた孫悟空は、途中龍に出くわし、龍が音が馬を食べてしまったので、孫悟空は、その龍を馬に転じさせ玉龍と名づけ供をさせる。
さらに、猪八戒(シャオ・シェンヤン)、沙悟浄(ヒム・ロー)らと、三蔵法師を巡って戦闘になる。 猪八戒は人間体になって近づいてくるが、二人はやはり天竺に向かう法師のお供をすることを命令されているといい、三蔵法師の供をすることになった。
しかし、ある村に通りかかった時に三蔵法師は狙われるのだった。
この村では白骨婦人(コン・リー)という妖怪がいて、子供をさらっていくといわれている。 しかし子供を狙ってきた黒装束のものたちは、妖怪ではなく、その後に現れた本物の白骨婦人と部下の女妖怪に殺されてしまい、その家の親子も食べられてしまう。
三蔵法師を食えば、、永遠の命を手に入る、そう思った白骨婦人だが、老婆に化け、三蔵法師を宿代わりに泊めようとする。 しかし孫悟空は、法師を守る為に、術をかけ、結界をはり、もし三蔵法師が動いたらわかるようにして外に出て行く。
そして老婆は三蔵法師に身の上話をして誘い込むのだった・・・

さて2作目ですね。
監督はソイ・チェンが引き続き担当しています。
そして孫悟空役はアーロン・クォックが担当します。 前作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15842045.html では牛魔王役をしていましたが、猿のメイクをしているので、ほぼわかりませんね。
三蔵法師役はウィリアム・フォン、「おじいちゃんはデブゴン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14950524.html にゲスト出演をしています。
そして白骨婦人でコン・リー、「ハンニバル・ライジング」 ではムラサキ役をしていましたね。

物語は、まず三蔵法師と、孫悟空の出会いの場面ですね。 天界で騙されて暴れて荒らしてしまい、命は助けられましたが、その罰として500年間五行山に封じられた孫悟空。 虎に追われた三蔵法師が、封印を解き難を逃れます。
そして玉龍猪八戒沙悟浄と出会って一行が揃います。 そしてある村で遭遇するのが白骨婦人なんですね。 子供を食らうという恐ろしい妖怪で、村人は恐れていますが、どうもそれだけではないようです。 そのことも白骨婦人は怒っているようです。
それとは別に永遠の命を求めて、僧侶を喰らうことを望んでいます。 そこに三蔵法師が遭遇してしまうんですね。

今作は、三蔵法師孫悟空の絆を描いた作品ですね。 次作ではもう確固たる関係になって行きますが、まだ二人の絆を形成している途中、そしてお互いに信頼しきれない中で、さらに白骨婦人の悲しい前世も絡んでくるんですね。
なかなか壮大な抒情詩になりつつある今作、ヒットしないと困るほどコストがかかっているようです。

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封印を説かれた孫悟空

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三蔵法師と出会い

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猪八戒沙悟浄も加わる

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そして立ち寄った村の妖怪・白骨夫人

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しかし三蔵法師を守る為にかえって誤解をされてしまう孫悟空

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