anttiorbの映画、映像の世界

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極道渡世の素敵な面々


坂井亮(陣内孝則)は賭けマージャンに負け金が払えずヤクザに袋だたきにされているところ、梓会幹部の中川(日下武史)に拾われ、居候することになった。 亮は以前銀行マンだったが、極道という世界の水が合っているようで、メキメキ頭角を表わし始めた。 
借金の取り立てなどチンピラ稼業が板についてきた頃、亮は病院長の娘・圭子(麻生祐未)と知り合い、一目惚れした。 しかし、梓会の会長が服役中に中川と同じ幹部の神崎(室田日出男)と対立。 弟分の亮が神崎に発砲・重傷を負わせて自首した。 何も知らない圭子はデートの約束の場所に行くが、亮は来なかった。
それから三年が経ち亮が出所すると、圭子はまだ結婚もせずに待っていてくれた。亮はヤクザとして一人立ちし、圭子と暮らし始めた。 三人の弟分もできて、順風満帆に見えたが、梶山組とのトラブルから身内の金子保(永倉大輔)が殺されてしまう・・・

もう30年前の作品なんですね。
監督は和泉聖治、近作は 「探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14196822.html 時間も経っていますが、今作とは違いミステリーでしたね。
主演は陣内孝則、近作はオムニバス作品の 「幸福のアリバイ~Picture~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14578512.html で監督をしていました。 出演作としては、「超高速!参勤交代」 2部作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C4%B6%B9%E2%C2%AE%A1%AA%BB%B2%B6%D0%B8%F2%C2%E5%A1%A1 で悪役をしています。
そして麻生祐未、「キセキ -あの日のソビト-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14721720.html でも母親役をしていました。 こういう役が近年多いですね。

物語は、真面目な硬い職業についていた坂井亮が、麻雀で負けてしまったことから、ヤクザの世界に引き込まれていきます。 まあ堂々と賭け麻雀をしているくらいなんでそんな気質はあったのかもしれません。 ただ時代背景からすると、ありえる話かもしれません。
そして助けられた中川の舎弟となり、ヤクザ家業を一からはじめていくんですね。 馴染んでいき、しかしそこで出会ったのはもちろん堅気の女の子、圭子でした。 彼女とうまく行きそうになったんですが、彼は、発砲事件から捕まってしまいます。 そして3年服役して、いわゆる箔がついた状態になっていきます。
その後は順調に出世して、弟分もできていくんですね。 そこで圭子と再会します。彼女はまだ独身、事情を知らないでいきなり消えた亮にたいして、悪感情は持っていなかったようで、再び良い仲になって行きます。
陣内孝則が若いですね。 最近は監督をしたり、また役者としては悪役がはまる存在になっていますが、この頃は主演作が多かった、彼の全盛期ということでしょうね。

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チンピラになった亮

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そして圭子と出会う

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しかし中川が撃たれ

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亮が発砲、そして刑務所に

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出所後やっと所帯を

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