1950年代、ミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)はニューヨーク近郊のコニーアイランドのビーチの監視員、演劇の脚本を書くのが夢だった。
キャロライナ(ジュノー・テンプル)は20代前半の女性、コニーアイランドでハンプティ( ジェームズ・ベルーシ)を探しにきた。 妻のジニー(ケイト・ウィンスレット)が働くレストランを教えられ、レストランで彼女を見つける。 キャロライナはジニーの夫ハンプティの前妻の子供、困りごとがあり金もなく隠れ家を探しているようだった。
困惑するジニーはハンプティの帰宅を待つことにした。 家に帰ってきたハンプティはキャロライナを見ると驚き怒り狂うが、それは彼女が大学を中退し暴力団員と結婚しハンプティと縁を切ったからだ。 キャロライナは怯えながら暴力団員に殺されるとい言う。
しかしだんだんと、アル中気味のハンプティは怒りも消え、娘を居候させることにする。 ジニーはキャロライナを自分が働くレストランで働かせる。 ジニーは女優になれず、離婚し、今の夫ハンプティが好きというのではなく、生活と息子のために父親がいたほうがいいと思っていた。 しかし、釣りが趣味のハンプティとは趣味も合わない。
ジニーは前夫との子リッチー(ジャック・ゴア)を育てているが、彼は学校嫌い、映画館通いで継父のハンプティが大嫌いだった。 その上、リッチーには木を燃やして火をつけるという悪い癖があった。 ジニーはそんな息子に昔の自分を自慢する話をし、憂さ晴らすのだった。
ハンプティとの関係が良くないジニーがビーチを歩いていると監視員のミッキーは家に帰るように言うが、二人は食事にいく。 自己紹介する二人、ミッキーは第2次世界大戦で日本と戦った復員兵で劇作家を目指し、ジニーは結婚していることを隠していた。 そしてジニーはミッキーとセックスをしてしまう。
年齢や結婚歴と子供について正直に語るジニーは前の夫が逃げた理由、さらにハンプティへの愛のなさ、前夫への愛をミッキーに語りはじめる。
ハンプティが働いているとキャロライナを探す暴力団員がくるが、ハンプティは当然居場所を知らないと言う。 キャロライナは学校へ通いはじめ、ジニーのレストランでウエイトレスの仕事続けている。 やがてジニーとキャロライナも打ち解けいき、ジニーとキャロライナが歩いていると偶然ミッキーと出会うのだった、
そしてミッキーはキャロライナに一目ぼれしてしまうのだった・・・
今年の作品はこれでした。
そして今作の主演女優はケイト・ウィンスレット、近作は 「素晴らしきかな、人生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14778390.html でした。
今回の設定は、遊園地、そして時代は世界大戦後の世界でした。 お互い再婚どうしで、男の子は妻の連れ子、しかし夫婦仲は冷めつつあるし、息子は義父になつきません。 そして厄介なことに、度が過ぎた火遊びをするんですね。
妻も息子も、絶えずいらいらしている生活に、そこに現れたのがキャロライナでした。彼女は若気の至りでギャングと結婚をしてしまい、父とは疎遠に、そして母はもう亡くなってしまったんですね。 しかしいきなり現れた彼女はギャングの元から逃げてきた、もちろん捕まれば殺されてしまう、そして匿ったことがばれると、ジニーたちも危なくなるんですが、そこは実の父親、初めは怒りくるいますが、すぐに一緒に住まわしてしまいます。 しかしジニーのほうも、ミッキーと不倫に突入、どろどろしていきます。
今作は、いつ破滅の時が来るのかがやはりウディ作品ですね。 いくつかの要因があり、不倫発覚か、それともギャングに捕まるか、一番好き勝手で都合がいいのがミッキーでしたが。
ジニーがやってくる
再婚同士のハンプティとジニー
ギャングが探しに来るが
ある日ジニーが海岸を歩いていると
ミッキーと出会い不倫関係に