第六話「梅干しと梅酒」
マスターの贔屓にしている八百屋の大将・洋一(森下能幸)が糖尿病で入院。 母親(戸村美智子)を亡くして4年、独り身の不摂生な生活がたたったらしい。 退院後も顔色の優れない洋一。 「毎晩、亡くなった母親の幽霊が現れては、『忘れ物がある』と訴える」 とめしやでグチる。 その忘れ物は母親の仕込んでいた梅酒のことだと見当をつけた洋一だったが、その後も母親の幽霊は出続けて…
第七話「白菜と豚バラの一人鍋」
忠さんの幼なじみのカエ(宮下順子)は、仕事帰りにめしやに寄っては白菜と豚バラの一人鍋を注文する。 もともと履物屋の娘で美人だったカエは、女優としてスカウトされ、その後玉の輿に乗ったという話だったが、今はラブホテルの掃除婦として独り生計を立てていた。 そんな彼女のもとに甥の哲平(戌井昭人)が居候。 40歳過ぎて無職の彼はロクでもない男だが、カエはどこか嬉しそうで…
第八話「長芋のソテー」
ある夜、常連のルミ(小林麻子)が、印刷会社社長の久松(小倉一郎)とその妻・富士子(緒川たまき)を伴ってめしやを訪れる。マスターの長芋のソテーを、妻のものには敵わないと語る久松。 二人は結婚23年目ながら、仲の良い歳の差夫婦だ。 そこにやってきた常連客のエレクト大木(風間トオル)。 富士子は大木を見つめ気もそぞろに。 カリスマAV男優である大木と富士子の間には、秘められていた過去があった ・・・
第九話「ハムカツ」
小さな法律事務所を営む弁護士の中塚(志賀廣太郎)には、ハムカツへの特別な記憶があった。 それは、幼い頃弟として一緒に暮らした父の再婚相手の連れ子・ケンタ(平田満)との思い出。 しかし親の離婚後、ケンタとは何十年も会わずじまいになっていた。 ある日、都営団地の取り壊しで一人だけ立ち退かず、騒ぎになっている住人の顔をテレビのニュースで見た中塚は、彼こそが弟のケンタだと気づく・・・
第十話「年越しそば、再び」
大晦日のめしや。 今年一年のめしやでの出来事を振り返る。 春、小道(宇野祥平)が競馬で万馬券を当て、めしやでみんなに大盤振る舞い。夏、停電した店内での金本(金子清文)の怖い話が、いつもは顔色ひとつ変えないヤクザの竜を震えあがらせる。 秋には、小暮巡査(オダギリジョー)が洲崎飯店のつたえ(野崎好美)から猛プッシュされ…。 そうして今年もまた、マスターの年越しそばを食べるために、常連たちが三々五々、集まってくる…
後半の監督で参加は、「マエストロ!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12683939.html の小林聖太郎、「悪の教典 -序章-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12885674.html の野本史生、「バースデーカード」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14514513.html の吉田康弘が参加しています。
上記のゲストが各話登場しますが、最終回はいつものように年越しイベントですね。しかし今回はちょっとした大きな出来事が起きます。 それはマスターに恋愛が! という話になっているんですね。 でもそうなってしまったら最終回では? まあそううまくはいかないつくりになっていますが(^^)
私が好きな話としては、「ハムカツ」 ですかね? 最近あまり食べることに無い “ハムカツ” 昔はおやつ代わりに食べていましたね。 コロッケの揚げたても、おやつになりましたが、ちょっとチープなハムカツも結構よかったですよね。 またこの話もなかなかでした。
そろそろ新作が見たいですね。 できればテレビシリーズで、毎週見たいところですが。
梅干しと梅酒
白菜と豚バラの一人鍋
長芋のソテー
ハムカツ
年越しそば、再び