anttiorbの映画、映像の世界

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靴職人と魔法のミシン


ロウアーイーストサイドの古い通りには、昔から営業している店が並んでいる。 その中の一つに、マックス(アダム・サンドラー)が細々と経営している靴の修理店があった。
彼は4代目ではあるが、この店にも靴職人にも大して執着は無く、将来のことも適当にその日暮らしで暮らしていた。 隣で理髪店を営んでいるジミー(スティーヴ・ブシェミ)は、失踪した父親の親友であり、父に代わりマックスの心配をしている。 しかしマックスには小うるさい隣の親父くらいにしか思えなかった。
ある日、高級靴の修理を依頼しにレオン(メソッド・マン)という黒人の客が来る。 彼は 「自分が来るまで店を開けておけ」 と冗談で言うような横柄で嫌な奴だったが、マックスはその靴を受け取り閉店までに仕上げようとした。 しかし、使っているミシンが故障したため店の地下に行き、古いミシンを使うことにする。
無事に修理を終えたマックスは、その靴をレジの前で大事そうに持ち、客が戻ってくるのを待った。
しかしレオンは中々店に来ない。 あまりに退屈なマックスは、自分が修理したその靴を履いてみることにする。 すると目の前にあった鏡に映ったその姿は、自分ではなくレオンだった。
どういうことかと驚くマックスは、店にある他の客の靴も履いてみるが自分のままである。 もしかしたらミシンのせいでは? と気がついたマックスは、他の靴もあの古いミシンで修理し直してみる。
マックスは認知症が進み始めた母親のサラ(リン・コーエン)と2人暮らしだ。 父親は突然失踪し、母は症状が進んでいる。 母に願い事を聞いてみると 「父親と食事をしたい」 と言う。
マックスは悩んだが、父の靴を探し出しあのミシンで縫い直し履いた。 父の姿になったマックスは母親の前に現れ、、母の願いであった父とのデートを実現してやる。
しかし翌朝、願いが叶ったことで満足したのか母は眠るように逝ってしまったのだった・・・

劇場公開中見逃してしまった作品でした。
物語は地下室にあった古いミシンで修理した靴に魔法がかかり、その靴の持つ主に変身することが出来るようになるんですね。 これがわかったとき、マックスはこの秘密で遊びまくるんですね。
ただ、それは無銭飲食をするくらいでしたが、母に親孝行をと思った父に化けたことで、母は亡くなってしまうんです。 そしてそこにレオンに因縁をつけられ、今度は彼に対して何かしてやろうと思ってしまうんですね。 しかしそれが取り返しのつかないことになっていくんですが。
これは、途中からもしかしたらという感じを受けそうなって行きますが、ちょっと続編が見たい展開ですね。 ぽっかりと心が温かくなるファンタジーでした。
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なんとなく生きているマックス

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隣の床屋のジミー

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いろんな人間が靴の修理に来る

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そして地下の古いミシンに秘密があった

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そしていたずらをすることで、事件に巻き込まれていく

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