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予兆 散歩する侵略者 劇場版

2017年作品、黒沢清監督、夏帆 染谷将太 東出昌大 中村映里子出演。

山際悦子(夏帆)は夫の辰雄(染谷奨太)と二人暮らし、しかし辰雄が何かベランダから遠くをずっと見つめている光景を見かける。 彼女にもうつったかのように、職場で窓を眺めてしまう悦子に同僚の葉子(中村映里子)に咎められた後、同僚の浅川みゆき(岸井ゆきの)から家に幽霊がいると相談されるのだった。
告白された悦子は、彼女の自宅に向かうが、そこには実の父親の保(千葉哲也)がいるだけだった。 心配し辰雄の勤める病院の心療内科へみゆきを連れて行く。
待合室で待っていた時、何か空間が歪み、大きな振動を感じる。 そこに現れたのは、新任の外科医・真壁司郎(東出昌大)だった。 すぐに夫が現れ、彼のことを紹介し、なぜここにいるのかと辰雄は言うが、同僚のことを話す悦子だった。
診察担当医からの説明は、みゆきは家族という概念が欠落していると言われる。 にわかに信じられない現象で、彼女はそのまま入院することになってしまうのだった。
そして同時に職場の責任者の男が、なにかおかしな感じなことを悦子は感じる。 すぐに物を落としてしまうのだった。
後日、みゆきのお見舞いに来た時、辰雄と真壁がおかしな会話をしているのを聞いてしまう。 みゆきのことで、辰雄は真壁の仕業ではないかと疑っているのだった。 しかし彼は 「ガイドの指示された人間しか行わない」 と自分の仕業ではないと言っているのだった。 悦子の姿を見て、すぐに話題を変えるふたり、何か二人には秘密があることを感じる悦子であり、特に真壁は何か異質な存在だという事を悟ってしまう。
そして辰雄にも、職場の上司と同じ症状がみられることに気が付く。 右手がたまにいう事が効かなくなる、その原因は真壁にあるのではないかと、悦子は感じ取るのだった。
そして悦子は、ある概念が無くなってしまう症状が、世界的に蔓延していることを心療内科の担当医に聞く。
これは恐ろしい事の前触れ、予兆ではなかいかと、感じ始める悦子だった…

監督は黒沢清、この作品は 「散歩する侵略者」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15135212.html のスピンオフで、WOWOWで放送されたのを編集した劇場版でした。 関東では新宿ピカデリーでの上映ですね。
主演は夏帆、近作は「22年目の告白 私が殺人犯です」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14985271.html ですね。
そして夫役で染谷奨太、近作は「3月のライオン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=3%B7%EE%A4%CE&sk=0 での怪演ですね。
そして東出昌大が侵略者役ですね。近作は「関ヶ原」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15109747.html の小早川秀秋デした。
本編を見ているので、謎解きとかは感じられませんが、あの話とは別の場所で起こった、起こっていた物語という事なんでしょうね。 侵略者は必ずガイドという存在を欲します。 根底には、まず侵略するこの地球のことを知らなくてはならない、そのためにいろんな人間の持っている “概念” を奪って行くというのは本編でも語られていました。
あちらでは、松田君が主要キャラでしたが、彼は少し穏健派な感じで、好戦的な若い二人とは違っていました。 しかし今作での真壁になった侵略者は、貪欲でしたね。 そしてもう一人侵略者もいることが描かれています。
しかし、本編と違うのが夏帆演じる悦子の存在ですね。 彼のキャラは本編には出てきません。 そして彼女のちょっと特殊な能力も。
スピンオフにしたら豪華キャスト、編集して劇場版にしただけあって、なかなかの力作でした。

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悦子が家に帰ると

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辰雄が外をぼんやり見ている

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悦子は職場で同じようなことをしていると、後輩のみゆきが

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彼女を連れて病院にいくと

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不審な若い医師と会う

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どうやら辰雄とつるんでいる

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