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猿の惑星・征服

1972年作品、J・リー・トンプソン監督、ロディ・マクドウォール、ドン・マレー、リカルド・モンタルバン出演

コーネリアスジーラが人間に殺害された後、未知のウイルスにより犬や猫は絶滅し、猿が人間のペットとなった。 しかし、猿が調教次第で人間並みの仕事が出来ることを知った人間たちは、猿を奴隷として使役するようになる。
1990年、ここはアメリカ・メガロポリス。 生活は厳しく統制され、高度にコンピューター化されている。 20年ほど前に生まれた、コーネリアスジーラの子シーザー(ロディ・マクドウォール)は成人し、アーマンド(リカルド・モンタルバン)に可愛がられていた。 サーカスで摩り替えられ、アーマンドは必死にそれを隠してここまで育ててきたのだった。
このメガロポリスの支配者たちは、猿を奴隷化して、重労働を押しつけていた。 人間に愛されて育ったシーザーは、アーマンドに初めて町に連れていかれ、猿たちがいじめられているところを目撃し、思わず大声をだしてしまった。
アーマンドはシーザーを逃し、警察に出頭した。 この事件はブレック知事(ドン・マレイ)と警察署長コルプ(セバーン・ダーデン)の耳に入り、2人にカマをかけられた彼は、ついに20年前、人語を話す猿の子を処刑の手から救ったことを白状させられた。
彼は窓ガラスを破って逃げようとして命をおとす。 シーザーは、アーマンドの死を知ると直ちに立ち上がり、復讐を計画する。 折しも猿たちの不満はつのるばかりだった。
手始めとしてシーザーはブレック邸の奴隷として時期の到来を秘かに待っていたが、彼が人語を話すチンパンジーの子ではないかと疑いを持たれるようになった。シーザーは捕らえられ電気刑に処せられたが、猿に理解を示すマクドナルド補佐官(ハリー・ローズ)に救われ、猿軍を組織し戦闘態勢に入ったのだった・・・

とうとう運命は動き始めるんですね。 猿と人類の戦い前夜からこの作品は始まります。
監督はJ・リー・トンプソン、ラスト2作の監督を務めます。
この作品で初めてシーザーが登場するんですね。 猿の惑星の伝説の存在、像ができるほどの究極のリーダーのシーザーですが、その血統はジーラとコーネリアスの間の子供でした。
前作で、ジーラとともに撃ち殺されたのが実は交換されたサーカスのチンパンジーの子供だったんですね。 しかしその間、地球では多きな変化が起こったんですね。ウィルスによって犬と猫が絶滅してしまうんですね。 そしてペットを求めた人間は猿をペットとして飼い始めるんですが、そのペットという対象から、だんだんと奴隷のような感じに変化していくんですね。
猿は手を使えるようになっていく、そして実はどんどん進化していくんです。 人間も手を使うようになってどんどん知能が付いていったという説もありますが、あとは誰かがリーダーになるかで運命はより動き始める前夜という感じですね。
そこに言語を話せる遺伝子を継承したシーザーがとうとう現われる、もうこれは運命なんでしょうね。
そしていよいよ完結偏となって行きます。

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言葉を発したシーザーが拘束される

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他の猿は言葉を発しない

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しかしマクドナルドに救われる

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そしてとうとう

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反乱が起きる

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