anttiorbの映画、映像の世界

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ヘルボーイ


第2次大戦末期の1944年。 敗色の濃くなったナチス・ドイツは、邪悪な魔道士ラスプーチン(カレル・ローデン)とオカルト結社トゥーレ協会が開発した超科学装置により、スコットランドのトランダム大修道院跡で、世界征服計画を決行する。 
その計画は 「ラグナロク計画」 と呼ばれ、ナチス随一の殺し屋にして、トゥーレ協会の会長のカール・ルプレクト・クロエネン(ラディスラヴ・ベラン)が指揮を執り、ラスプーチンに師事する女性将校・イルザ(ビディー・ホドソン)が見守る中、右手にものものしい装置を装着したラスプーチンによっていざ開始される。
しかし、ブルーム教授(ケビン・トレーナー)率いる連合軍は、このナチスの計画が行われることを察知して、付近を包囲していた。 この計画が実施されると地獄の門が開いてしまい、魔界から恐ろしい悪魔がこちらの世界に召喚されてしまう。
連合軍は一斉攻撃を開始し、装置を破壊、計画の中心人物であったラスプーチンは魔界への入り口に吸い込まれていった。 しかしその時、カールブレクトとイルザの姿は消えていた。
事なきを得たと思っていた連合軍だったが、一瞬でも門が開いた時に何かが入って来たとブルームが言い、こちらに来たと思われる存在を探していたところ、小猿のような生き物を見つけるのだった。 その生物は、ブルームに救助され、ヘルボーイロン・パールマン)と名づけられた。
そして時は流れて、ブルーム教授(ジョン・ハート)はその生物を育て、BPRDという防衛局のトップ・エージェントとして、極秘裏に魔物退治をして活躍することになる。しかしやんちゃな性格は、しばし問題を起こし、たびたび脱走しては極秘の存在にかかわらず目撃され一種の都市伝説的な存在として認知されてしまっていた。
そして、ブルーム教授も悪性腫瘍により死期が近いことが検査でわかる。 そして彼が後任に選んだ新米FBI捜査官マイヤーズ(ルパート・エヴァンス)がBPRDに着任することになった。
しかし一方、マンハッタンで事件が起きる。 ヘルボーイやマイヤーズは、その事件から、復活 したラスプーチンにより、魔物サマエルが解き放たれたことを知らされるのだった・・・

ロン・パールマンと言えば、この作品のイメージが強いです。 しかしほとんど彼の顔がわからない(^^) しかし粗暴でならず者、悪役をやることが多い彼にはある種ぴったりのダークなヒーローですね。
監督はギレルモ・デル・トロ、初めてこの作品を見たとき、凄い映像だと思いました。彼らしさが発揮された当時としては最先端だったのでは? 最新作は日本では今年初頭に公開された 「クリムゾン・ピーク」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13808798.html でしたし、彼が係ると独特な表現をするのでよくわかりますね。 ゴーストを描かせると秀逸ですね。 今作でもサマエルの描写が上手かった。
物語はこの後ラスプーチンとBRPD所属の戦いになっていきます。 しかしラスプーチンたちの狙いはヘルボーイなんですね。 そのためにあらゆる仲間が犠牲になっていきます。
ただ私としては今作で初めてセルマ・ブレアを知りました。 なんと綺麗な女優なのか! あの目が何ともいい感じなんですよね。 役どころも念動発火を操る事が出来る女性。 愛称リズ。 青い炎が怒りとか痛みを感じると発揮されるんですが、解放したときの凄まじさが何とも。
相手役がヘルボーイで、ロン・パールマンというのが何か無性にじれったい(^^)
もっといろんな作品でで彼女の美しさを見たい、常に思っています。

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成長したヘルボーイ

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ブルーム教授とエイブ

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人知れず活躍する彼らだが

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イルザは生きていた

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青い炎を発するリズ

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