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ドッグ・イート・ドッグ

2016年作品、ポール・シュレイダー監督、ニコラス・ケイジウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クック出演。

マッド・ドッグ(ウィレム・デフォー)はテレビを眺めていた。 そこに帰ってきた母と娘、彼の元妻と娘だった。 マッド・ドッグは金を無心に来たのだった。 しかし汚いものを見るような目つきの元妻と娘、彼は奪った銃で怒り狂って二人を打ち殺してしまう。
長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイ(ニコラス・ケイジ)はムショ仲間だったコカイン中毒のマッド・ドッグ、巨漢のディーゼル(クリストファー・マッシュ・クック)と再会する。 ちょっと危ないマッド・ドッグと組むのはほかの仲間からは止めた方がいいと忠告されるが、この二人には恩があり、やはり馬が合うのだった。 しかしともするとすぐに言い合いになってしまうマッド・ドッグとディーゼルだった。
クリーブランドのストリップ・バーで再会を果たした3人だったが、正直な話、未来は決して明るくない。 そこで、仲間思いのトロイは、金回りを良くすべく昔のムショ仲間の “通称・ギリシャ人” と呼ばれる、地元ギャングの首領・エル・グレコポール・シュレイダー)に相談に行く。
彼の指示に従い、警官に変装した3人は、金回りがいいと噂の麻薬密売人・クリーブランドの猿こと、“ムーンマン”(オマール・ドーシー)を襲撃。 コカインと9000ドルを手に入れることに成功し、それを元手にカジノに向かった3人だったが、たった一晩で女と酒に消えてしまった。
ふたたび “ギリシャ人” に相談に行ったトロイは、マイク・ブレナンという男の話を聞く。 彼に貸した4000万ドルを回収したいチェペ(レイ・ガレゴス)は、一歳になるブレナンの息子誘拐を計画。身代金の報酬として、トロイたちは50万ドル+ボーナス25万ドル、計75万ドルを手に入れられるというのだ。 とはいえ、カリフォルニア州の“三振(スリーストライクス)法” により、今度逮捕されれば、終身刑になるマッド・ドッグは気が進まない様子。だが、3人は一世一代の大きな賭けに出るのだった。
チェペの話によると、ブレナンの女とベビーシッターだけの話だったが、深夜のブレナン邸に潜入したトロイたちの前に、メキシコ系の男が現れる。 焦ったマッド・ドッグは、思わずショットガンで男を殺害。 男が持っていたIDに書かれた名前は、ホセ・バスケスだったが、家を飛び出し、遺体処理をマット・ドッグとディーゼルに任せたトロイは、“ギリシャ人” から衝撃の真実を聞く・・・

監督はポール・シュレイダー、監督作品は初めて手みるようです。 主演はニコラス・ケイジ、最近の主演作は 「ダーティー・コップ」 「パシフィック・ウォー」 ですが両作とも未見でした。 その前の「ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14522268.html にまで遡ります。
そしてウィレム・デフォー、近作は 「グレートウォール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14866469.html に出演していましたね。 もう一人のクリストファー・マシュー・クックはあまり映画出演歴が見当たりません。
物語はどうしようもない前科者3人が一発逆転の人生を目指して、大金をかすめ取ろうという作品でした。 小銭は確かに悪知恵が働きなんとか稼ぐことはできますが、今後の生活を遊んで暮らせるだけの金となると、やはりそう簡単には行きません。 そしてやっぱりマッド・ドッグがやらかしてくれるんですね。
今作はアクション? コメディ? とどっちつかずですが、濃いキャラの3人なんだから、もっとシリアスに作った方が良かった気がしますが。

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出所したトロイ

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元妻を殺してしまったマッド・ドッグ

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二人は再会し

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そしてディーゼルも合流

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そして大金の話に乗るのだが・・・

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