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シャンハイ・ヌーン

2000年作品、トム・ダイ監督、ジャッキー・チェンオーウェン・ウィルソン出演。

1881年清朝の中国は紫禁城。 皇太子との意に添わない結婚から逃れるため王女ペペ姫(ルーシー・リュー)は、英語教師アンドリュース(ジェイソン・コネリー)の手引きでアメリカに渡るが、実はそれは清朝の裏切り者ロー・ファン(マイケル・ユアン)による誘拐だった。
ロー・ファンは清朝に身代金黄金10万枚を要求、ネバダカーソンシティを金と人質の交換場所に指定した。 屈強の近衛兵3名が使者として選ばれ、姫の姿を最後に目撃した近衛兵チョン・ウェン(ジャッキー・チェン)もまた、通訳の叔父の口利きでカバン持ちとして一行に同行することになる。
7週間後、ネバダ州に到着した一行だが、運悪くロイ(オーウェン・ウィルソン)率いる列車強盗に出くわす。 一味のキレた新入り・ウォラス(ウォルトン・ゴギンズ)に通訳 の叔父を殺されたチョンは彼らに戦いを挑むが、外へ放り出されてしまうのだった。一方のロイは仲間の裏切りで生き埋めにされてしまうのだった。
首だけ出ているロイを見つけたチョンだったが、ロイからカーソンシティの場所を聞き出し、口に鉛筆を加えさせて言われた方角に行くチョン。 ひとり山河を歩くチョンだが、いっこうに目的地に着くことは無かった。
途中でインディアンのスー族の子供の命を助けたことで、フォーリング・リーヴス(ブランドン・メリル)という美しい花嫁と結婚させられてしまう羽目になってしまう。
村を出たチョンはある町の酒場でロイと再会する。 嘘の方角を教えられ怒ったチョンと、掘り起こしてくれなくて鉛筆で掘れと言われたロイ、仲間も加わり、大乱闘を起こしたあげく留置所に放りこまれてしまうのだった。
フォーリング・リーヴスの助けを借り、ふたりは脱獄に成功、そして協力して姫の救出作戦に乗り出すことになるのだったが…

今から100年以上前の清朝末期のお話、溥儀の1代前の時代で、とうとう西洋の侵攻を受け始めた時代ですね。
監督はトム・ダイ、このジャック―・チェンと組んだ作品が出世作で、次作もジャッキーが出演しているようです。 翌年に撮ったのが 「アクシデンタル・スパイ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14739008.html でしたが、この作品では相棒役でオーウェン・ウィルソンが出演。
彼は 「マイ・ファニー・レディ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14056152.html でチャライ役をしていますが、今作でもお気楽な泥棒であまり腕っ節の強くない役、似合っていますね。 そしてまだ若いルーシー・リューが出演しています。 「キル・ビル」 「チャーリーズ・エンジェル」 でブレイクする直前ですね。
ジャッキー作品なんで、基本安心して笑いとアクションを堪能はできるんですが、清朝の王女がアメリカに行くという設定がちょっとなかなかマッチしていない感じは正直しますね。
一応政略結婚から逃げるという口実を利用されてしまうんですが、でも彼女も清には戻りたくない、となると結末は? 誰しも予想する通りとなりますが、それがジャッキー映画ですね。
しっかりエンドロールではNG集が入っているのもお決まりでした。

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ひょんなところで出会った二人

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チョンは姫を探しに

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旅でいろんな敵と出会う

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そして意気投合?

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しかし次から次へと危機が

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