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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~

2017年作品、神山健治監督、声の出演:高畑充希満島真之介釘宮理恵

岡山県倉敷市。 父と二人暮らしの高校生・森川ココネ(高畑充希)は、一日中眠気がつきまとい、どこでもつい居眠りしてしまう。 今日もうっかり寝坊をしてしまったが、朝食を作るのはそれでも彼女の役目。 父にしっかり朝ごはんを食べさせ学校に向かう。
明日から夏休みなのだが、夏期講習を受けようか迷っているが、家計が厳しいことを彼女はよく知っている。 というのも森川自動車を営んでいる父・モモタロー(江口洋介)は車の整備代金に、お金ではなく野菜を貰って済ましてしまうほどのお人よしだった。
進路や友人たち、家族など考えるべきことはたくさんあるものの、なかなか彼女は自分の進路の話を父にしそびれてしまう。 そしてもうひとつ最近変わった現象が起きているのだった。 眠ったときの夢が、同じ夢ばかり見ていることが気にかかっているココネ、それはどうやら昔父から聞かされたお話のようなのだった。
ココネの母(清水理沙)は彼女が生まれてすぐに亡くなってしまっていた。 だから母の記憶はほとんどない。 写真でしか知らない母だった。
ちょうど今は、2020年の東京オリンピック開幕を3日後に控えていた。 モモタローは今日も車の整備をしていたが、今日の客は近所の叔父さん、カーナビをつけているのだが、それは何と自動運転が出来るものだった。 違法改造なのだが、そんな技術を彼はどうしてもっているのか?
ココネが学校にいて友達と話していると、父が突如警察に逮捕されたと言う連絡が入る。 急いで家に戻るが、父は警察に、落ち込むココネ、しかしそのときラインで連絡が入った。 と同時に不審な男たちも現われる。
父からのコメントは、“ぬいぐるみのジョイの中にタブレットを隠した。 絶対それを取られてはいけない” というものだった。
夏休みで帰省していた幼馴染のモリオ(満島真之介)とともに、そこから脱出、ひとまず高知に向かい、そこで助けを待つことにするのだった。 そこで彼女はまた寝てしまい、あの夢を見る。 いつものあの世界の夢だった。
そして目を覚ますと何とそこは大阪の道頓堀だった。 どうして寝ている間にここに来てしまったのか? 夢の出来事が現実になったのか?・・・

これも長いこと劇場予告編の流れていた作品、監督は神山健治。 彼の代表作は映画では、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」ですが、これはテレビ作品の 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」 「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」 の続編ですね。
そしてこの「攻殻機動隊」ハリウッド版が近日公開されますね(^^) さらに 「東のエデン」 も昔見ましたが、こういう作品のつくりはなかなか歯切れよく作る監督というイメージはありますね。
結構話題になっているこの作品、正直評価は高くありません。 Huluでのスピンオフというかプロローグ版 「エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14805763.html も視聴しましたが、短編のこちらの方がまあテンポがありましたね。
映画版はどうかというと、このテンポ感がちょっといまひとつなんですね。 はっきり言えば、主演ココネの声を当てている充希ちゃんが、嵌っていないんですね。
女優としては有望な彼女ですが、声が上ずった感じがずっとしてしまっている。 年齢設定が高校生ということを意識したのかもしれませんが、エンシェンのようなちょっと年齢不詳のほうがまだ感じが出ています。
そして、母と父の出会い、別れ、死の原因、そこのところもちょっとあいまいで描ききれていない。 何かドラマシリーズの総集編を見ている感じで、結構大事なところが飛ばされている感じが強いんですね。
原作も監督自ら作っているとのことですが、しっかり深夜枠のドラマとしてじっくり作った方が良い。 無理に2時間尺に突っ込みすぎた感は正直ありました。
面白い設定の作品なんでもったいない。 それが正直な印象でした。

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二人暮らしのココネ

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遅刻気味のココネ

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墓参りに行く父のモモタロー

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途中でモリオと会う

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学校でも居眠り

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その夢は魔法の正解

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しかし事件が起こる

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