anttiorbの映画、映像の世界

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ダーク・シャドウ

2012年作品、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演。

1752年、ジョシュア・コリンズ(イヴァン・ケイ)とナオミ・コリンズ(スザンナ・カッペラーロ)は幼い息子バーナバスと共に新たな生活を始めるため、アメリカに向けてイギリスのリバプールを出航した。 しかし彼ら家族を苦しめる不可解な呪いからは、海を越えても逃れることができなかった。
20年後、バーナバス(ジョニー・デップ)は、コリンズポートの町で、コリンウッド荘園の所有者となっていた。 裕福でプレイボーイな彼は、使用人のアンジェリーク・ボーチャード(エヴァ・グリーン)を失恋させるが、実は魔女であったアンジェリークは、バーナバスを死よりも酷い運命に突き落とす。
両親を殺し、恋人のジョゼット・デュプレ(ベラ・ヒースコート)をやもめ岬の断崖から落され、彼自身をヴァンパイアに変え、そそのかされた町の人々の手で棺に閉じ込められ、森の土中に埋められてしまうのだった。
それから二世紀後、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。 町には自分に呪いをかけた魔女アンジェリークが権力者となって君臨、水産業のライバル社となったコリンズ家をつぶしにかかっていたのだった。
コリンズ家の女主人エリザベス(ミシェル・ファイファー)は一家が抱える問題に対処するため、住み込みの精神科医ジュリア・ホフマン博士(ヘレナ・ボナム=カーター)を呼び入れる。 ここには他に、エリザベスの弟ロジャー(ジョニー・リー・ミラー)、エリザベスの娘キャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)、そしてロジャーの息子デヴィッド(ガリヴァー・マグラス)がいた。
家族の不可思議な謎は血縁関係にない者たち、世話人のウィリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)や、暗い過去を持つ家庭教師ヴィクトリア(ヴィッキー)にも降りかかる。
そんな時、バーナバスは予期せぬきっかけで自分の墓から開放され、劇的な変化を 遂げた1972年の世の中へと足を踏み入れる。 彼はコリンウッド荘園に戻るが、かつて壮大で華々しかった彼の土地はすっかり朽ち果て、さらにコリンズ家の末裔は土地同様に落ちぶれていたことに驚くのだった…

監督・ティム・バートン、主演・ジョニー・デップ、このコンビは 「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12611289.html に続いてですね。 前2作は2番手的な出演でしたが、存在感は主役級、ほとんどの人は彼の作品と思うでしょう。
今作はれっきとした主役、それも悲しいヴァンパイアという設定です。
女優陣がとにかく豪華ですね。 ミシェル・ファイファーエヴァ・グリーンベラ・ヒースコートクロエ・グレース・モレッツ、冒頭部分でこのお話のきっかけとなったこじれた恋愛の話がさらっと語られますが、なかなかここは駆け足でしたね。
そしてなんと言ってもエヴァ・グリーンの魔女っぷりは良いですね。 こういう悪女をやらせたら今でもいちばんかもしれませんが。
お話はなんとか、遠縁という事で、コリンズ家再興を果たそうという眠りから覚めたヴァンパイアのお話です。 そもそもヴァンパイアって、死なないんですかね? 血が吸えなくなると、眠るんでしょうか? 太陽はどうなんでしょうか?
まあいろいろ考えるときりがないですが、ティム・バートンらしいコミカルな部分と幻想的な部分が混在する作品でした。

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蘇ったバーババス

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そして2世紀ぶりに帰ってみると

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没落していた

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親戚として入り込む彼

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しかし彼女に支配されていた

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