anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・スクワッド

2015年作品、バンジャマン・ロシェ監督、ジャン・レノ、アルバン・ルノワールカテリーナ・ムリーノ出演。

パリ警視庁の特殊捜査チームを率いる伝説の刑事セルジュ(ジャン・レノ)は、過激かつ暴力的な捜査で犯罪者からも恐れられていた。 今日も大がかりな窃盗団が大型倉庫に侵入し、作業者を脅しているところに、チームは乗りこんだ。
荒っぽく犯人の車に激突、そして銃撃戦になっていく。 カルティエ(アルバン・ルノワール)は、セルジュの相棒であり理解者だった。 そして彼がまず突進していく命知らずの刑事。 今回は新人も連れて行き、彼は狙撃を受けてしまうが、防弾チョッキで命拾いをする。
見事窃盗団を粉砕逮捕し、彼らは祝杯をあげていた。 セルジュはチームのマルゴー(カテリーナ・ムリーノ)とひそかに付き合っていた。 しかしそれは不倫関係で、彼女には夫がいた。 そしてその夫とは、その所属の部長のベッカー(ティエリー・ヌーヴィック)だった。 セルジュは何とか彼女を別れさせるために夫に言って欲しがっていたが、彼女は秘密の関係を続けたいという考えを持っていた。
所属の所長が退職をし、後任が決まった。 なんとそれはベッカーだった。 消極的で、現場に行かないベッカーにセルジュは不満を持っていたが、昨晩の取りものに行き過ぎがあったという知らせが入り、セルジュたちは責任を問われ始める。
今の彼らの重要な問題は、宝石店で発生した強盗殺人事件だった。 そしてある銀行がターゲットになっていると判断したチームは、主犯はかつて自ら逮捕したことのある因縁の男アルミン・カスペール(ヤコブ・セーダーグレン)だと睨む。
彼の隠れ家を突き止め、強引なやり方でカスペールとその仲間たちを連行するが、強硬な取り調べにもかかわらず決定的な証拠は出ない。 別人の犯行である可能性が高まり、カスペールは釈放される。
セルジュは日頃から上層部に目をつけられていたため誤認逮捕の責任を問われ、チームとともに捜査を外されてしまう。 そんななか、再び同一犯と見られる強盗事件が発生する。
セルジュたちは命令を無視して、事件現場へ向かう。 すると、追 い詰められた犯人たちはパリのど真ん中で銃を乱射する 。一般市民を巻き込んだ壮絶な銃撃戦が始まるが…

ジャン・レノ最後のアクション作品と言われている今作、さすがに68歳になるジャン・レノですから、重さを感じる作品でしたね。 その分相棒役のアルバン・ルノワールが頑張って体を張っていました。
レノの近作は 「しあわせはどこにある」 「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10084596.html と、往年のアクション作品とは異なった作品への出演が増えていますね。 こわもての彼ですが、ギャップも良いのかもしれませんが。
監督はバンジャマン・ロシェ、ゾンビ映画を撮っていて、それはいつか見ようと思っている作品、今作はバリバリの刑事アクションでした。
物語は、一旦逮捕したカスペールが相当な曲者なんですね。 何かわざと逮捕されたかのような振る舞い、しかしさすがのセルジュも、仕方なく釈放に同意をするほどしたたかな男だったんですね。
銃撃戦はなかなかの見どころです。 パリで行われた銃撃戦は結構力が入っている、たっぷり見せてくれますし、最後の闘いのところも見せ場はたっぷりでした。
まあさすがに、歳を感じさせてくれちゃいましたが、要所のアクションシーンならまだがんばれるんではと思ったジャン・レノでしたが。

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手洗い捜査の彼のチーム

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突撃するのはこの男

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二人は不倫関係にあった

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そしてパリ市内で銃撃戦が

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しかしこの後最悪のことが・・・

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