anttiorbの映画、映像の世界

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人


13歳になったハリー・ポッターダニエル・ラドクリフ)は今年の夏休みも、あの陰険なダーズリー一家と過ごすはめになった。 「おとなしく」 するよう命じられ、魔法も使わせてもらえない。 そんなある日、バーノンおじさん(リチャード・グリフィス)の意地悪な妹マージ(パム・フェリス)がダーズリー家を訪ねてくる。
伯母のマージはハリーにことさら辛く当たってきたが、今度ばかりは度が過ぎたようだ。 あまりの仕打ちに耐えかねたハリーは、ほんの “はずみで” マージを風船のように膨らませ、空のかなたへ追いやってしまう。 おじとおばからのお仕置き(そして、魔法界以外で魔法を使うことを学生に厳しく禁じているホグワーツと魔法省からのお咎め)を恐れたハリーは、闇に乗じてダーズリー家から脱走するのだった。
しかしそこに、<夜の騎士バ ス>に首尾よく拾ってもらうことになるが、その時ハリーは何かに見られている気がするのだった。
ハリーは、この派手な紫色の3階建てバスに乗り、居酒屋<漏れ鍋>に到着。 すると、そこには魔法省の大臣コーネリアス・ファッジ(ロバート・ハーディ)がいた。ファッジは規則を破ったハリーをなぜかとがめることもせず、ホグワーツに戻るまで、この居酒屋で一夜を明かすよう説得する。
ファッジがハリーを引き止めた背景には、魔法界の要注意人物シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)の存在があった。 謎の魔法使いブラックはアズカバン監獄から脱走し、ハリーの居所を探しているという。
噂によるとブラックは、ヴォルデモート卿をハリーの両親に引き合わせ、ひいては両親を死に追いやった張本人。 今度はハリーを殺そうとしているらしい。 もはやハリーにとって安住の地は、ホグワーツしかないのだった・・・

私が実は1作目と同じくらいすきなのがこの3作目なんですね。 アルフォンソ・キュアロンがこのシリーズを唯一やった作品、「トゥモロー・ワールド」 「ゼロ・グラビティ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10788663.html と見ていますが、監督手腕は折り紙つき、でもこの時点ではまだキュアロン監督をよく知りませんでした。
でもシリーズ通してこの作品は、分岐点というか、孤独だったハリーに “家族” といえる存在が出来た感激の回でもあったんですね。
また今作では、ハリーを気遣う存在としてルーピン先生が登場します。 デヴィッド・シューリスが演じていますが、彼もハリーの窮地を何度も救ってくれます。 しかし彼には大きな秘密があるんですね。
そしてもうひとり、ピーター・ペティグリュー=ワームテールが登場するんですね。 名前が二つ? 次作ではワームテールと呼ばれているんですが、それはあだ名のようですね。 そして彼の登場の仕方がなんともこっけい、そして消え方、さらに次作ではとんでもない致命的な行動をします。
またこの作品は、唯一何かと出てきたあのお方が登場しない回といえるでしょう。 次の作品からは、だんだん対決モードになっていくんですが、その前の嵐の前の静けさ、ハリーがちょっと心に平穏がおきる最後の回かもしれませんね。
そんな意味でも中間の節目の作品だと思います。

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マージを風船にしてしまうハリー

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途中の列車に忍び寄るディメンター

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新任教師のルーピン

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何かとぶつかるドラコ

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そして3人はある行動に出る

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