anttiorbの映画、映像の世界

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X-ミッション

2015年作品、エリクソン・コア監督、エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー出演。

ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)は、友のジェフと主に、過酷な撮影に挑んでいた。 上空からヘリで動画を撮らせ、ラストは切り立った、絶壁に飛び移りそこで決めるというシーンだった。 しかしユタは成功するが、もう一人は…
ジョニーは、FBIに入所した。 まだ研修生の立場だったが、大胆なアクロバティックな犯罪が起こっていた。 高層ビルに侵入強盗を働いたライダーたちが、そこから窓を破りダイブして逃亡。
また空から、現金を輸送していた飛行機からそれを落下させ、本人たちもダイブして、現金をばらし逃亡。
一連のアクロバティックな離れ業を繰り出す犯人たちに、ジョニーはあることを思いつくのだった。 それは、エクストリームスポーツのチームが、そのスキルを悪用し犯罪を行っているのではないかという疑念だった。
ジョニー自身、こんな芸当ができるのは、アスリートだけであり、さらに、一つ一つの事象は、ある壮大なミッションがあると推測した。 それはオノオザキという男が構想した、“オザキ8”というミッションだった。
8つの壮大なチャレンジをすることで、地球の自然の力を利用することによって、身体的な力と精神力を鍛え、心身が統合された究極の人格を目指すための修行である。
さらに、上空での現金をばらした後の、逃走ルートもジョニーは辺りがついていた。 それこそがミッションで、ぽっかり空いた空洞に侵入し、地下を通ってジャングルを抜けるというそれも奇想天外のルートだった。
そして次のターゲットは、フランスに迫っている超ビッグウエーブだった。数年に一度来る台風が起こす波、これに乗ることで果たされるミッションだった。
ジョニーは犯人たちは必ずここに現れると予測し、自分に捜査をやらせてほしい、自分しかできないと進言する。
FBI捜査官の上司(デルロイ・リンドー)は、条件付きでそれを認めるが、ほとんど彼の独断だった。 フランスのベテラン捜査官・ アンジェロ・パパス(レイ・ウィンストン)の指揮下に入ることだ。
半信半疑のパパスだったが、そこに現れた一団にやはり彼らだとパパスも認める。 そしてジョニーはチームを率いるボーディ(エドガー・ラミレス)との接触を試みていくのだった…

CG無しをうたった今作品、時間的なもので3D鑑賞ができました。 一応リメイクという事ですが、おそらく全く違う作品という位置づけで良いのでは? 物語としてはなぞってあるらしいのですが、この驚異のスタントがただただ凄いんですね。 まあそれだけ見るのにも価値があるんでは?
監督は、エリクソン・コア、初鑑賞監督です。 ダブル主演の感じですが、あくまでもジョニー・ユタ役のルーク・ブレイシーが主役ですね。
彼は「スパイ・レジェンドhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12625744.htmlで、ブロスナンの、弟子役に抜擢されましたが、今作もなかなか体当たりのアクションだったと思います。
まあほとんどはスタント?でしょうが。
物語は、8つのミッションをこなしていく犯罪集団と、若きFBIの新米研修生との接触を描いています。 ただ、このミッションがなかなか、見せるんですね。
通称“オザキ8”8つのミッションをこなすことで、人間が到達できない崇高な精神が宿るというもので、考えたのがオノオザキという東洋人。 しかし彼は3つ目のミッション中に死んだとされているんですね。
ちょっとした、ねずみ小僧のような行動をとるこの集団、謎に満ちていますが、ユタがどんどん嵌っていくさまが面白い。
これ評価が低いんですが、私は環境問題の裏に潜む、何かトリックなども垣間見え、結構面白く深読みして見ていました。 もちろんCG無しのスタントの凄さは言うまでもなかったですが。

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友と一緒のスタントの最中に…

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最後の瞬間の後に悲劇が

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壮大な犯罪が行われていた

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ユタも潜入しミッションを熟していく

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信頼を培っていくが、犯罪は過激になっていく

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そして最後のミッションに近づいて行く

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