歴史を感じさせる建物が並ぶ路地で一人の男が襲われ何かを盗まれた。 彼はジム・マックグラス (トーマス・グリフィス)といい、ある建物へと逃げ込むがそこは敵アジトのディスコだったため殺されてしまう。 だが撃たれる直前ジムはどこかにデータを送っていた。
アメリカ国家安全保障局秘密情報部(NSA)機密レベル5に、顔の左半分がケロイド状になった男ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)がやってきた、そこへミッション失敗の一報が届いた。 殺された男はNSAのエージェントで複合分子の断片データを送っていたのだ。
これをみたギボンズは即座に旧ソ連が開発した生化学兵器 “静かな夜” のデータだと見破りある決断をする。 それはエージェントはすぐに見破られるため、毒蛇の巣には毒蛇を送り込むとして民間人の犯罪者や傭兵などを送り込むというものだった。
カリフォルニア州サクラメントに真っ赤なシボレー・コルベットでキャピタル・カントリークラブに乗りつける男がいた。 男はディック・ホッチキンス議員( トム・エヴェレット)で、 ボーイに鍵を手渡す、するとそのボーイはすごい勢いで車を発進させて走り去っていった。
作戦成功のお祝いをしていたところに警察に踏み込まれ麻酔弾で眠らされた “エックス”=ザンダーは、ダイナーで目が覚めた。 ここは一体どこなんだ? 不審がるエックスにウェイトレス(メアリー=パット・グリーン)が震えながらコーヒーを入れてくれる、ナプキンには “911”(警察への緊急通話)と書いてあったのだ。
ザンダーは麻酔でフラフラになりながらも冷静に周りの状況を見て判断し、ウェイトレスも演技をしていることに気づき、強盗役の人々を冷静にボコるのだった。 しかし彼は再び眠らされ、今度は、戦場に落とされるのだった。 そこでも華麗なバイクアクションを見せ、仲間を救い、その場を鎮圧することに成功する。
そして彼は、強引にシークレット・エージェントに任命され、“xXx” のコードネームを与えられた。 ザンダーの仕事は、テロ・グループ 「アナーキー99」 潜入捜査のため、渋々チェコのプラハへ向かうこととなるのだった。
ザンダーは組織のボス、ヨーギ(マートン・コーカス)に近づき、生化学兵器を使用したテロ計画の情報を得る。 しかしヨーギの恋人エレーナ(アーシア・アルジェント)が組織を抜けたがっているのを知ったザンダーは、帰国命令を無視して彼女を助けようとするのだった…
新作公開前に例によって旧作を見ておこうと。 1作目ができたのが2002年ですから、15年経っているんですね。
監督はロブ・コーエン、この前年に 「ワイルド・スピード」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12934059.html が始まっていますから、そっちが優先になってしまったんでしょうね。 でもヴィン・ディーゼルは義理堅く新作は主役に(^^)
そして顔に大きな傷がある不気味なNSAの男役で、サミュエル・L・ジャクソンが登場。 この顔の彼は良いですね (^^) しかし今作ではこの傷にはあまり触れられてはいないんですね。
そしてヒロイン役には、敵のボスの情夫役でアーシア・アルジェント、「ランド・オブ・ザ・デッド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8528601.html でスラック役をしていますが、彼女はダリオ・アルジェントの娘なんですね。 良い雰囲気を出す女優さんで、こういう目つきの女性は好きなんですよ。
この作品の見せ場はなんと言ってもエクストリーム・スポーツのアクションですね。“Xスポーツ” だったり、“Xゲーム” とか呼ばれますが、「X-ミッション」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13928601.html でも描かれ、今作ではスノボ、バイクアクションが凄いですね。
15年前でもこんな感じなんで、新作で彼が復帰するという期待が大変高まりますし、予告編も面白い感じに仕上がっていますからね。
スッキリ、しかし再登板はない感じのラストがちょっと意味深でしたが(^^)