anttiorbの映画、映像の世界

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MAMA


精神を病んだ投資仲介会社経営者のジェフリー(ニコライ・コスター=ワルドー)は、2人の共同経営者と妻を殺害してしまう。 彼は2人の娘たち、3歳のヴィクトリアと1歳のリリーを連れて雪道を車で逃走した。 しかし、車はスリップ事故を起こし、崖から転落してしまう。
ジェフリーの弟・ルーカス(ニコライ・コスター=ワルドー)は事件の事を聞き、兄の家に向かうが、すぐには中に入れてもらえなかった。 凄惨な現場だったからだった。
一方、ジェフリーは奇跡的に助かり、二人の娘たちを連れて、森をさまよっていると、朽ち果てた小屋を見つける。 そこで何とか暖を取ると、彼は泣き崩れた。
ヴィクトリアがどうして泣いているのかと父に聞くと、ジェフリーは、パパとママは上手く行かなくなったからという。 そしてヴィクトリアの眼鏡を外し、よく見えない状況にして、拳銃を取り出した。いざ撃とうとした時、彼は何者かにあっという間に殺され、連れて行かれてしまった。
父を失った幼い二人に、どこからともなくさくらんぼが転がってくるのだった。
5年後、ジェフリーの弟ルーカスは、ずっと兄と姪たちを探していた。 私財を投げ打ち、人を雇って森を探索していると、ようやく崖から落ちた車が発見された。 そこから娘たちの匂いを犬に嗅がせて、たどり着いたのがあの小屋だった。
しかしそこにいたのは変わり果てた娘たちだった。 獣のような行動、見知らぬの人間たちを威嚇し、本当に野生の動物のようになっている心理状態を研究したいドレイファス博士(ダニエル・カッシュ)にいったん預けられ、彼女たちに面会するルーカス。
ヴィクトリア(ミーガン・シャルパンティエ)は、なんとか言葉を思い出し始めたが、リリー(イザベル・ネリッセ)は全く人間には戻ってこない。 しかしヴィクトリアは父とうり二つのルーカスを父だと思い抱き着く。
叔母との親権紛争に勝ったルーカスは、恋人アナベルジェシカ・チャステイン)とともに、博士が用意した家で共同生活を始めることになるのだったが……。

今年観た劇場作品の一発目がデル・トロ監督の「クリムゾン・ピークhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13808798.html でしたが、デル・トロが製作参加しているので、今作はゴーストの雰囲気が大変似ている作品でしたが、ゴーストの役割はもう正反対でした。
物語は、人生に失敗した男の心中事件から始まります。 そしてその場で殺さず、人目のつかないところで娘たちを殺そうとして、この男のためらいが悲しい事件をさらに引き起こしていくという何とも悲しすぎる作品でした。
娘たちの父親と、残された娘たちを引き取る弟がニコライ・コスター=ワルドーの二役なんですね。 双子とかの説明はないんですが、こうしたことで、姉の方のヴィクトリアは「パパ」といって抱きついてきたことから、二人を保護できるんですね。
そしてこの作品の主人公はルーカスの恋人役のジェシカ・チャステイン演じるアナベルでした。「クリムゾン・ピークhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13808798.html とはこれまた正反対の役、継母なんかまっぴらなんだけど、ルーカスの事はどうしても好きで別れられない。
しかしだんだん幼い二人のために戦って行くところは感動と切なさでいっぱいになるんですね。
ホラーで、ここまでラストが悲しく切ないのはあまり経験がないですね。ヴィクトリアの気持ちも、リリーの気持ちも両方理解できる。 どんなことがあっても、実の父に殺されそうになった悲劇を思うと、悲しみの涙でいっぱいになる作品でした。

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奇跡的に保護された二人

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ドレイファスが調査を開始

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2人の面倒を見るアナベル

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しかし家に何かがいる

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そしてそいつが姿を現す

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