かつては平和が保たれていた銀河系も、今では共和国が崩壊し、それにかわって出現した銀河帝国が独裁体制をしき圧政によって銀河系全宇宙を制圧しようとしていた。 この帝国独裁に抵抗する少数の人々はアルデラーン惑星のレーア・オーガナ姫(キャリー・フィッシャー)を中心に惑星ヤービンに秘密基地を築いて、帝国打倒を秘かに計画していた。
一方、帝国側も最新兵器『死の星(デス・スター)』を建造して反逆者たちの抹殺を計っていた。 レーア姫が帝国の親衛隊長ダース・ベイダー(デイヴィッド・プラウズ)率いる宇宙巡航艦にとらえられたのは、『死の星(デス・スター)』の構造機密を盗んで逃げる途中のことだった。
必死に抵抗をしていたが、艦に帝国軍が乗り込んできて、ダース・ベイダーも自ら侵入してきた。 レーアはとっさにR2-D2(ケニー・ベイカー)にメッセージを託し、C-3PO(アンソニー・ダニエルズ)と共に脱出ポットで艦から離れるのだった。
生体反応が無いという事で見逃されてしまった2体がたどりついたのは、砂漠の惑星・タトゥイーン、しかしすぐに2体はさまよっているところをジャワ族につかまり、セリ市に出されてしまう。
ジャワ族は、盗品をしたたかに売りさばきながら稼いでいる一族、大きな移動用の車に荷物を積み込み、ある家の前を通りかかる。 掘り出し物があればと買いに出てきたのは、若い農夫ルーク(マーク・ハミル)たちだった。
通訳ロボットを買うつもりだったが、R2タイプもということで、R2-D2と2体持って行くことになる。 運命の出会いだった。
そしてR2は、レーアのメッセージに一部をルークに見せるのだった。「助けてオビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです!」そう言っている美しい高貴な姫の画像で、ルークはなにかただ事ならないことが起きていると感じたが、一体誰に助けを求めているのかわからなかった。
ただ近くに住んでいる 、ベン・ケノービという人物なら知っているのだが。
そのことを養父母に話すのだが、急に顔色が変わる二人、そしてあからさまにベンには会ってはいけないと言い始める。
しかしルークは、ドロイド達を連れて、スピーダーでベンに会いに行ってしまうのだが、砂漠の蛮族タスケン・レーダーズに襲われてしまう。 そこに間一髪助けに来たのがベン(アレック・ギネス)だった。
“オビ=ワン・ケノービ”とはと聞くと彼はそれは自分の事で、長い事名乗らなかった名前だと打ち明ける。 そのときR2-D2がメッセージの全長版を映し始め、そこで帝国軍と反乱軍での戦争の話、そしてR2-D2にある重要なものを託したので、それをあるところに届けてほしいという願いだという事がわかるのだった。
ルークはベンに誘われるが、決心がつかない感じでベンを乗せ家に帰るのだが、そこで見た光景は帝国軍であろう力で焼き殺された家族の亡きがらだった。
彼はベンとともに、旅立つことを誓い、まず自分たちを運んでくれそうな船を見つけるため、一行はモス・アイズリー宇宙港に行き、そこでで密輸商人のハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)を雇うことに成功するのだった…
いやー何年振りかで見直したんですがね(^^)もちろんDVD版なんですが、これはもういろいろ修正が入っているので、画像が綺麗で、ところどころ公開時にはなかったシーンが追加されているんですね。
これも息子が途中から割り込んできて、例のハン・ソロとジャバが話しているシーンで文句を言い合っていました(^^)CG合成のところなんですが、何かジャバ・ザ・ハットがぶよぶよしていて小ぶりなんですよね。「6」で多く登場するジャバですが、重厚な作りと比べ、ちょっと軽い感じの追加シーンなんですね。
そういうところが目に付くんですが、昔LDで持っていた時は、会社が休みのとき、暇さえあればこの1作目から3作品をよく見ていたもんです。 そしてテレビでやると吹き替えを、さすがに近年は飽きたので見ていませんでしたが、初めてこの機会にナンバリング順にみると、いろいろよく作りこんだなあという印象ですね。
ジェダイの生き残りはもう隠れてひっそりと暮らしているオビ=ワンと、「5」で登場するヨーダしかいないんですね。 しかし、濃い血をひいているルークが、この後いよいよジェダイになる決心をするんですが、この「4」ではまだまだ、ひよっこでライトセーバーのシーンは艦内での、訓練シーンしかないんですね。
もっと懐かしいかなあと思って観ていましたが、よく「3」から繋いだなあと感嘆して見ていました。