anttiorbの映画、映像の世界

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バーバー


1949年夏、北カリフォルニアのサンタ・ローザ。 エド・クレイン(ビリー・ボブ・ソーントン)は、義兄フランク(マイケル・バダルコ)の経営する小さな理髪店で働く理髪師。 妻ドリス(フランシス・マクドーマンド)はデパートの帳簿係で、店のオーナーであるデイヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)と深い関係にあった。
ある日、理髪店にセールスマン・トリヴァー(ジョン・ポリト)がやってくる。 閉店を過ぎてやってきたその男に、エドは時間外だが残業して刈ってやることにした。 
彼はベンチャー・ビジネスの話をエドにした。 それは資金1万ドルで、ドライ・クリーニングをやるという仕事だった。 水を使わない洗濯、着る物は縮まないという画期的な物だったが、デイヴに話をしに行ったらしいのだが、彼は全く乗り気ではなくすげなく断られたということだった。
彼はその話が何か心に引っかかるのだった。 そして彼はトリヴァーの泊まっているホテルの部屋を訪ねる。 そして仕事は特になく、ただ資金を出し、後は気が向いたら連絡をするというだけのことで、彼は金を投資する約束をするが、その後トリヴァーが体の誘いをしてきたが、エドはホモではなかった。
そして彼の金の工面の方法は、ドリスとデイヴのの不倫をネタにデイヴへ脅迫状を送り、1万ドルを手にするということだった。
ダンスパーティーの時、デイヴがエドに話をしてきた。 ある女性との不倫がばれて、会社の金をくすねた1万ドルの独立資金を、口止め料として払わなければならなくなりそうという話だった。
エドは払うべきだとアドバイスをして、結局デイヴから1万ドルをせしめ、トリヴァーと契約する。しかし物事はそううまくは行かないのだった…

コーエン兄弟のシニカルな作品、主演はビリー・ボブ・ソーントン、彼の役は床屋さん。
兄弟でやっている床屋さんなんですが、店主は弟の方なんですね。 彼は従業員の立場なんですね。 だから彼はどちらかというと、気を使ってか率先して髪を切るんです。 店主はふんぞり返っている? 感じですが、これはどこの床屋さんもそうですね。
しかしこれが彼の人生を狂わしていくんですね。
閉店間際に来たある男、ジョン・ポリト演じるトリヴァー、彼はホモなんですが、ウソかホントか儲け話を持ってくるんですね。 なぜかその話が気になり、もっと話を聞きに彼が止まっているホテルに行き、というお話ですが、ここから彼の人生は狂って行ってしまいます。
先日観た「ファーゴ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13385182.html にも重要な役で出演していたフランシス・マクドーマンド、今作は主人公・ジョエルの妻でした。
人生ってふとしたことで、とんでもない方向に、良くも悪くも転がっていく、「ファーゴ」のような、妻殺しほどではありませんが、これはゆすりでしたね。
簡単に投資話に乗るところから、エドはコツコツ小金をためているのかと思いきや、とんでもないところから金を調達していくんですね。
この作品の面白いところは、この後起こる殺人で、警察の無能さが何とも滑稽でしたね。 すべて真実とかけ離れた展開になっていくんですが、最後には報いを受けるという事でした。
ラストは途中のある人物の妄想とひっかけてありますが、それも独特のオチになっていて、幻想なのかどうか?
やはりなかなか面白い作風のコーエン兄弟の作品、さらに機会を見つけてみて行きたいですね。

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黙々と働くエド

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ある日閉店間際に現れたトリヴァー

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妻との生活は会話の少ないもの

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そこで彼はある決心をする

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そんな時知り合う少女

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