anttiorbの映画、映像の世界

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恐怖ノ黒洋館

2012年作品、ロドリゴ・グディーニョ監督、アーロン・プール主演。

骨董品コレクターのレオン・リー(アーロン・プール)は、死別した母(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)から巨大な屋敷を相続する。
母を置いて家を離れた彼は、久しぶりに帰って来た家の様相に驚くのだった。 それは、再び彼が戻そうとしたあらゆるものがすでに戻っていた。 そして仲間の骨董商にすぐに連絡を取ると、彼が言うにはレオンの母の依頼で、今まで手放したものを、もう一度戻すように依頼を受けたというのだった。 不満ならまた買い戻すがと言うと、レオンはその必要はないと言い仲間に礼を言う。
だがその屋敷の中を散策するうちに、なぜかそこにはあたかも母の意志が宿っているようなものを感じ、導かれてさえいる感じもする。 そして、あるメッセージが目に入り、テレビがひとりでにスィッチが入ると、そこがカルト教団の聖地だったことがわかってくる。
やはり、屋敷には母の霊魂が居座っており、彼に不可思議なメッセージを送っているかのような現象が続く。 やがて、奇怪な超常現象が起こり始め、レオンは母の信仰には恐ろしい真実が宿っていると確信する…

カナダ発のホラー作品、こういうのをゴシックホラーいうんでしょうか?
登場人物はほぼ一人、アーロン・ブール演じるレオン・リーだけで物語は進んでいきます。
母から相続した古い屋敷、どうやら彼は何年も来ていなかったようですね。 そしてその背景にはもう母とはほとんど絶縁状態になっていた感じがします。
彼は電話で誰かと話し始めます。 母が亡くなってもぬけの殻だったはずの屋敷に、いまだに誰かいるような様相になっているんですね。 そしてそれを以意外というより、なぜ?そして少しばかりの怒りもにじんでいるんですね。
しかしどうやらそれは亡き母の遺志だったことがわかります。
そしてだんだんここにいるのは自分一人のはずなのですが、何か人の気配がしだすのです。
レオンは、初めはここをどうするか? もしかしたら場合によっては住むことも考えたのかもしれません。 しかし、徐々に起こる怪現象のため、彼の心はだんだんある方向に向かって行くんですね。
彼の怒りのシーンは多少表現されているんですが、ここには亡き母の遺志がいまだに色濃く残っていることから、ここが一体どういう場所になっていたのか? そして亡き母の気持ちがどんなものだったのかを図り始めるんですね。 そして最後の判断を下すんです。
さすがにロドリゴ・グディーニョ監督の作品は、これ1作くらいしか見当たりませんが、ホラーの部類に入れるならサイコホラーですかね。 雰囲気はそれなりですが、怖くはないですね。

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相続を受けた母の住んでいた洋館

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これがその外見だが

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各部屋の探索をしていると

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どうもこの像が気になり始めるレオン

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そしてこの館にはまだ母の存在が・・

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