anttiorbの映画、映像の世界

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バクマン。

2015年作品、大根仁監督、佐藤健神木隆之介出演。

雑然としている集英社のジャンプ編集部。 今の時間ほとんど人がいない。編集者・服部(山田孝之)のところに電話がかかってきた。 また原稿の持込みのようだ。 今度こそは良い作品を期待したいところだが、今は夏休み、持ち込みが非常に多いのだった。
真城最高佐藤健)は高校2年になり、いよいよ進路相談の時期になってきた。 彼の成績でも入れる大学はあると教師に言われるが、なんとなく靄っとしているのだった。 彼は憧れの女の子がいた。 斜め後ろに坐っている亜豆美保小松菜奈)で、暇さえあれば彼女の姿を書いていた。
絵の才能がある彼の絵はとても上手く、特に彼女を書いた絵は秀逸だった。
進路相談から戻ると、自分の席にいたのは高木秋人神木隆之介)だった。真城のデッサン力に驚いた高木は、彼をあることに強く誘うのだった。 それは二人で漫画家を目指そうというのだった。
しかし真城は、漫画家がシビアな職業で、生半可なことでは無理とまっとうなことを言い、高木の話を断るのだ。 だがクラスメイトの亜豆美保が声優を目指していることが解り、彼らの漫画がアニメ化になった際には、彼女を主役にしようという話に真城は乗り、それだけでなく夢が叶ったら結婚しようとまで行ってしまう。
そこから原作・高木シュージン、作画・真城サイコーのコンビが実現。 そして二人で漫画を描き始めるのだった。 持ち込む先は週刊少年ジャンプ、しかしそこには、若き天 才漫画家・新妻エイジ染谷将太)が同じ高校生で連載を開始し始めていたのだった。
2人は必死に原稿を書き上げ、集英社のジャンプ編集部に持ち込むのだった…

いまでこそもう卒業してしまいましたが、ガキの頃は、週刊少年ジャンプと、マガジンは毎週読んでいました。 各々好きな漫画があったからですが、このジャンプでは、いまだに続いている「こち亀」そして当時は「東大一直線」はコミックスを買っていました。
さすがに今では買うことはありませんが、こち亀だけはコミックスを買い続けているので、押し入れの中のけっこうなスペースに、「こち亀」があるんですね(^^)
さてこの作品、今は終了しているようですが、なかなか漫画の世界をリアルに描いているんですね。 自分たちをモデルにしているのでしょうか? その点は不明ですが、集英社のスタッフたちはもろに、実名を使っているらしくそれが話題になったくらいで、本当にリアルな感じを醸し出しています。
大根仁作品は、「モテキhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6510566.html と、テレビドラマシリーズの「まほろ駅前番外地」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12314079.html を見ていますが、彼の作品はテンポもあり、味付けも上手いですね。
若手売れっ子男性俳優総出演ですが、それぞれのキャラ立ちも良く、ヒロインの亜豆役には小松菜奈が起用され、「渇き。」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11814612.html ではミステリアスな女子高校生役で話題になりましたが、今作では正統派のヒロインで、順調に声優の階段を上っている姿もまたよかったですね。
バトルシーンはファンタジーですが、漫画の世界の厳しさも、宮藤官九郎が上手く演じています。
続編が見たい作品ですね。

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お互いの夢を高め合う3人

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真城の叔父は漫画家の川口たろうだった

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書き上げ集英社に向かう

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厳しいダメ出しを受けるが

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そして入選した漫画家たちの卵たち

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しかし先に行く天才児・新妻エイジ

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