不審な点のある連続殺人事件が起こっている。 事件の捜査を担当している刑事の村上（中河内雅貴）は、不審な男を追跡の末なんとか確保したが、また新たな事件が起こったという通報を受けた。
後輩の中林（植原卓也）と現場に行くとそこには少女（土屋太鳳）が心臓を掴んで立っていた。 そうここで殺された被害者は全員心臓をえぐり取られていたのだった。
どう考えても彼女は重要参考人、いや限りなく犯人の疑いが強いのだが、村上はそうはどうしても思えないのだった。 現場にある３人の男たちが現れた。 橋雄高（岸谷五朗）をリーダーとした刑事部捜査共助2係の刑事たちだった。 彼らは科学的に解明不可能な心霊事件の研究・捜査を行う部署で、現場に残っている浮かばれない霊を調査、慰霊に来たのだったが、中林にはさっぱりわからなかった。
しかし、村上は最近霊が見えているのだった。
少女の取り調べが始まるが、彼女は村上の後ろに被害者の女の子の霊がいると言う。 そして彼女は記憶を失っていた。 信じられない中林だが、村上は、彼女の意見を尊重し、ある場所に女の子の遺体があると言い、彼は上司に無断でマキをそこに連れて行く。
そこには不審な３人組の男たちがいて、二人は自爆、残りの一人も彼女を人質にとり、抵抗を始める。 しかし彼女が特殊な力を発揮し、男は取り乱し、結局彼も自爆をしてしまうのだった。
中林は、証拠がすべて爆破されてしまったと村上を攻めるのだが、事件は彼女の力で犯人を逮捕に至り、彼女は釈放される。そ して村上は彼女に仮の名前“マキ”と名付けるのだった…
朝ドラで抜擢をされた土屋太鳳、２年前の彼女主演の作品で、ホラーになるんですかね。 男性側では中河内雅貴という俳優さんが主役なんですが、私はあまり知らない役者さんでした。
村上という刑事はちょっと特殊能力を持っており、幽霊が見えてしまうんですね。 でもそれは決して仲間には言えない、また例の存在ありきのセクションもあるんですね。 要するに通常の刑事たちと反目し合っている、縄張り争いなんでしょうか。
結構グロイシーンもあり、冒頭はなかなかですが、ただの幽霊物、心霊物というところからだんだん分岐していくところは、意味合いは今一つですが、初めて見る設定でした。
アクション要素もあり、中盤から出てくるＫａｉｔｏ演じるみちるがあらゆる意味で強いんですね。 外見とはちょっと違う強さを持っていて、彼がラスボス的になっていました。
物語はちょっと弱いですが。
村上と中林のコンビ
特殊なセクションの橋
そしてみちるが現れる
