2006年作品、フリッツ・カーシュ監督、マイケル・バーク主演。
1999年10月19日、鹿狩りのビデオ撮影のため森の奥に入った3人のチームが、消息を絶った。
カメラマンのアティ(ロバート・ラスラー)は、一獲千金を当て込んで、メンバーのハンター役にジャック(マイケル・バーク)を頼み、息子のクリント(ミッチェル・バーンズ)を同行させることにした。
しかしクリントは、母のテッサ(エイミー・ブライド)と父・ジョン(クリフ・デ・ヤング)は離婚しており、ジャックは義父だったし、まだ二人はしっくりいっていなかった。 テッサは、そんな二人がこの狩りで絆を築いて欲しいとも思っていた。
しかし、生存者は1名、そしてまだほかの生存者がいるかもしれないということで、ジョンは必死に捜索を開始するのだったが、捜索3日目で、警察は早くも捜査を打ち切ってしまう。
しかしジョンは、回収されたビデオを見て、独自で捜査をすることにした。ビデオには、3人が森に入る過程や、途中尋ねた店、そこで会った人間たちが映っていた。
いったい3人に何があったのか?どうやら、3人は立ち入り禁止区域に入って行ったらしい。 しかしその後の映像は途中から断片的なものとなっていたが、最後の方に異様なものが映りこんでいたのだった。
そしてジョンは必死に調べていくのだが…
2006年作品ですから、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」からは時間がたっており、いわゆるフェイク作品は多く出始めているところですね。
題名から察ると、もろにエイリアンが出てくる作品ですよね。 そもそもこの設定が、一攫千金のビデオ作製をしようと、義理の親子の鹿狩りをビデオにして売ろうという、大変説得力がなく、一体誰が買うのか? という大きな疑問を抱く導入部ですね。
そしてクリントの家族と、アティの間にどうも信頼関係がない、また再婚夫婦のジャックとテッサ、どう見てもジャックが若いんですが(^^)
まあ矛盾を大きく抱えまくっていざビデオ撮影に、でもこの展開は、2つの時間軸で走ってしまうんで、3人が行方不明となり、誰かが助かるという事がわかってしまいます。
B級作品の極致なんで、細かい話をしても仕方がないですが、ここらの作品は日本の方が上手いかもしれませんね。
陰謀論、隠蔽、いろいろ入っていますが、ここまでかなという作品でした。
一獲千金を目指して3人は鹿狩りに
思う様な映像が撮れず立ち入り禁止区域に侵入
しかし夜となり恐ろしいことが