anttiorbの映画、映像の世界

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

2006年作品、久世光彦、西谷弘:演出 大泉洋、田中洋子、広末涼子出演。

東京タワーで働いている成田真沙美(広末涼子)を呼び出した僕・中川雅也(大泉洋)、なんでわざわざ呼び出したのかといい、指輪なら送ると冷たく言う真沙美。でも雅也はオカンと一緒に登る約束をしたからと言うだけだった。
亡くなる直前まで近くに入院しているオカンに見せては上げていたが、そこに入ってきたのはオトン(蟹江敬三)だった。 入ってくるなりソファで寝始めるオトン。 久しぶりの3人の空間だった。それが病室とは…

1964年筑豊、炭鉱の町、近くの駅は筑前宮原駅。 定刻通りはっぱの音がする。この時代はまだ活気のある町だった。
ここで食堂をやっているオカン・中川栄子(田中裕子)は背中に子供をおぶりながら働いていた。 その子供が雅也だった。
そして10年後・ばあちゃんの藤本種(加藤治子)はまだ魚を売って歩いている。 雅也(神木龍之介)も小学生になり、元気に遊んでいた。
オトンはめったに家に帰らない甲斐性無しの男だった。 でも、オカンは決して指輪を外すことは無かった。 もう父親のいない生活には慣れているが、たまにオトンの事が気になる雅也だった。
ふらっと帰ってきたオトン、兎を見ていつ食うのかと聞く、しかしオカンはペットだと言い捨てる。
そこに雅也が帰ってくる。しかしいつもの母と様子が違う。 外に追い出され、ばあちゃんとみどり屋に行く雅也。 オカンは離婚届にオトンにハンコを押させるつもりだった。 しかしハンコを持っていないと言い、話をそらそうとするオトンに、指輪を外し机に叩きつけるオカンも負けていない。
その夜親戚たちが集まり賑やかに花札をしているとオカンは変装をして踊りだした。 そんな気が利くオカンだった・・・

以前に書いた映画http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10651936.html もいいですが、やっぱり配役とかもあり、こっちが好きな私です。
この作品は初めクレジットにある久世光彦氏にリリー・フランキーが依頼したことから、主役に大泉洋が抜擢されたということです。 当時全然彼のことを知らなかった私は、なんでこんな俳優が主役を?そして広末涼子の相手役を?
違和感たっぷりに見ていたこの作品でしたが、最後は涙が出るほど感動しましたし、大泉洋の良さが何か感じられました。 その後、「水曜どうでしょう」その他のドラマ、映画を観てすっかり彼の大ファンになったのは言うまでもありません。
さてこのドラマ版は、久世作品を小さいころから見ている私は、観やすかったですね。 ただ、ちょっと曰く付きの作品になってしまいましたね。
杉本春男役がある事情で変わってしまったことからこれがお蔵入りになりかけたことや、結局そのシーンをすべて撮り直したことでしたね。
実はその取り直しのシーンがちょっと気にかかる感じなんですね。 あとからこの役に起用された塚地武雄は嫌いではないんですが、そこだけ何か浮いている感じがするんですよ。 元の配役のお蔵入り版をちょっと見たいですが、もう今となっては不可能でしょう。
でもこのSPドラマ版は、傑作です。 連続ドラマも見ましたが、私はこの単発版が好きです。

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オカンは雅也が一番大事だった

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東京に呼び、一緒に暮らすことに

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それは病気のためだった

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そしてオカンは亡くなった

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雅也は真沙美に話しをしに行く

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