anttiorbの映画、映像の世界

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ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密

2014年作品、ショーン・レヴィ監督、ベン・スティラー主演。

1938年、エジプト。 遺跡の発掘現場で、考古学者の息子は父親に危ないからここから離れろと言われる。 その時少年はいきなり穴の落ちてしまった。 そこは地下墓地らしく、黄金の棺が3つあった。 お手柄の息子を褒める父、さっそくそこの宝物を運び出そうとすると、叫びだすエジプト人がいた。 ここの物に手を付けるな。 死の災いが降りかかる。 しかし構わず運び出そうとする考古学者たち、そこで光輝くファラオの石版〈タブレット〉が発見される。
現代のニューヨーク。 アメリカ自然史博物館の夜警・ラリー(ベン・スティラー)は、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティの準備で大忙し。
晩餐会では満天の星座を見せながら“テディ”ことセオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)が心を動かすスピーチを行う予定で、生命を持った展示物たちに抜かりなくリハをやらせ、準備万端だった。
新理事長を呼び、館長のマックフィー博士(リッキー・ジャーヴェイス)は付きっ切りで紹介している。 しかし始まる直前、アクメンラー(ラミ・マレック)がちょっと気になることがあると言い、石版のところにラリーを連れて行く。 石版の下部のところが変色しているのだ。 気になることだが、ショーの時間が迫っているので、明日調べることにした。
ショーが始まり、特殊効果とは思えないほどの(本当は実物が動いているのだが)目を疑う映像が展開される。 テディのスピーチが始まった時、みんなの動きが急におかしくなった。 そして同時に石版の変色が大きくなったときであった。
ショーは一瞬のうちにめちゃくちゃとなり、招待客は一斉に逃げだした。
ラリーはその後みんなを集め、反省会をしていた。 しかしみんなは自分に起こった異変のことを覚えていなかった。 そしてアクメンラーが倒れてしまう。 石版の変色がさらに進んでいるのだった。
家に帰ると高校生の息子ニッキー(スカイラー・ギソンド)は仲間を呼んで深夜まで、DJパーティーをしていた。 大学受験を控えた身で、午前3時まで騒いでいる息子に愕然とするラリー。 ニッキーは大学に行きたくないとまで言い出す。
次の日ラリーは博物館の資料室に行き、そこの女性からある写真を見せられる。 それは、石版を発掘した時の古い写真だった。 しかしもう80年近く昔なので、誰も生きていない。 しかし、その中にたった一人少年が写っていた。 少年の名前はセシル・フレデリックス。 そうあのラリーが入った時の老警備員だった。 さっそくセシル(ディック・ヴァン・ダイク)のところに行くラリーだった・・・

公開になった「ナイトミュージアム」の3作目、このシリーズでロビン・ウィリアムズを見れるのも最後ですね。
前作で、華々しくショーを始め、博物館を存続させ展示物を守ったラリー、新しく入ったメンバー(展示物)もいます。 今回は、ベン・スティラーある意味2倍頑張っていますね(^^)
ちょっと驚いたのは、ニッキーがすっかりダメ息子になっているんです。 あの可愛く頭の 良かったニッキーが…
物語は、このシリーズの根幹である石版の秘密、不思議な力が失われるという大きな事件が起こります。 そしてそれを阻止すべく彼は息子を連れて、イギリスに向かいます。
もちろん、レギュラーメンバーは皆行動を共にします。 そしてすっかり現代の生活に慣れている姿が面白いです。
このシリーズの良いところは、時間が長く無くコンパクトで、笑いが、いい意味でコテコテなんですね。 日本人にもちょうど良い加減に感じます。
物語の展開もあるんですが、ロビンはちょっと元気がない感じがしました。亡くなる直前という気がするからかもしれませんが、なにか演じながら別れを言っているようで…
楽しい作品でしたが、ラストは実際のロビンの ことを考えるとちょっとジーンとしてしまいました。 もちろんエンドロールで、ロビン追悼の言葉もあります。
次作は?ある様な無い様な、そんなところですね。 でもラリーはもうやりきったという感じはしましたね。

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このメンバーで、イギリスへ

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しかしここでも展示物たちが命を与えられた

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なのか大きなものが

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この二人に大きな危険が

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大英博物館の夜警と左は?

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こいつも着いてくる

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