anttiorbの映画、映像の世界

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ナイト ミュージアム

2006年作品、ショーン・レヴィ監督、ベン・スティラー主演。

ニューヨークに住むラリー・デリー(ベン・スティラー)は、定職を持たず、住むところを転々としている。 それは、妻エリカ(キム・レイヴァー)に愛想をつかされて離婚し、最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)も、たまの面会日に会うも、新しい父親にすっかりなついてしまっている。
また引越しの危機となり、このままでは息子にも会えなくなると焦ったラリーは、職業斡旋所に行き、そこでなり手のない、ニューヨークの自然史博物館での仕事を紹介される。
さっそく面接に行くと、受付のレベッカカーラ・グギノ)に、先輩の老警備員セシル(ディック・ヴァン・ダイク)達のところ案内される。 そこにはほかに、ガス(ミッキー・ルーニー)とレジナルド(ビル・コッブス)がいて、彼は早速夜勤をしろと言われる。
次の日、5時に自然史博物館に向かったラリー、やっと職が見つかったと妻に連絡をしたが、職種は言いよどんだラリーだった。
セシルからマニュアルを受け取り、中を一通り案内され、そして出て行く直前セシルは変な言い方をする。 「決して誰も入れるな、そして出すな」
“出すな?”ちょっと気になったラリーだが、気楽なひとりの時間が始まる。
居眠りをしてふと目を覚ますと、中央のティラノサウルスの骨格が無くなっている。 いったい誰が?ホログラムかと疑っていると、奥から物音がして、なんと骨格が水を飲んでいた。そしてこちらに向かってくる。
そう、ここでは展示物がすべて夜になると動き出し、命が宿るのだった…

新作公開前に復習を。
博物館を舞台にした設定のSF、いろんな歴史をつかさどる博物館、絶滅動物、過去の偉人、様々な歴史的出来事、中には本物の遺産、そんなものが力を持って、命を与えられたらという、なかなかの設定、ヒットした作品で、とうとう3作目が公開になりました。
夜だけが活動する時間。知っているのは、怪しい3人の老警備員だけ。 というか3人は新入りが入ってくると悉く遠ざけていたんですね。
でもラリーは、1日で辞めたりしませんでした。 でも逆にそこにつけいれられていく話と、この作品も、離婚されたダメおやじの復権の話でした。 父親の絆を取り戻すという、男親には、そして博物館好きの少年には夢の空間かもしれません。
でも実際には、個性の塊の偉人たち、歴史上の人間たち、さらに基本的には野生動物、原人類ですから、統率できるはずがありませんよね。 ラリーならではの体当たりの根性物語でもありました。
ベン・スティラーはこういう続編物が当たりますね。 コミカルな濃いキャラなんで、好き嫌いが別れそうな俳優ですが、ヒット作に恵まれてます。 熱いキャラをやらせるとハマりますね。
カーラ・グギノが一応ヒロイン役ですが 、ちょっと出番は少なめでした。
何回観ても肩の力を抜いて快適に観れる作品です。

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骨恐竜に追いかけられる!

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テディも動く

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アッティラたちが獰猛

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みんな動き出す

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なぜ動くのか?テディに聞くラリー

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