anttiorbの映画、映像の世界

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まほろ駅前狂騒曲

2014年作品、大森立嗣監督、瑛太松田龍平主演。
 
東京の郊外にある治安がいいとは言えないまほろ駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のもとに中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んでからもうまる2年が経った。 相変わらず、従業員ではなく居候の身分の行天、2013年ももう大晦日を迎え、新しい年が始まる。
買い物の仕事の最中に、公園の横を取った時サッカーボールが行天の頭にあたって倒れてしまった。 その時、病院からも電話があった。 入院している母のお見舞いという仕事があり、様態が悪いということだった。 曽根田菊子(奈良岡朋子)は眠っていた。 今は落ち着いているというが、先週は本当に悪かったそうだ。
そんな時 、多田に電話が2件あった。 一つは、三峯凪子(本上まなみ)からだった。そしてもう一つは、星良一(高良健吾)だ。 凪子は1月4日に会うことになっている。そしてその日は行天が一応MR検査を受ける日だった。
事務所に来た凪子の頼みとは、娘のはる(岩崎未来)を1か月半預かってほしいという頼みだった。 彼女は、恩師の研究の手伝いで、海外に行くことになったというのだ。 パートナーは別の仕事で海外に行っており、知らない相手に預けることはできないというのだ。
しかし行天の子ども嫌いは、多田も良くわかっている。 そしてあと1週間ではるを預かることになってしまった。 なかなか行天に言えない多田だが、あと二日になったところで、いよいよ喫茶店に行き、打ち明けるのだった 。
しかし弟の娘と嘘を言ってしまう。 子供と聞いて席を立とうとする行天をなだめ、なんとか説得をしたその時、星が現れ、ある依頼を持ちかけた。 彼の依頼はやばい仕事が多いので、断っているのだが、星は今多田がついた嘘を見破り、強引に依頼を受けさせた。
それは、無農薬野菜を作っている組織 「家庭と健康食品協会:HHFA」 の嘘を暴き写真を撮って来いというのだった。 彼らが野菜を作っている畑に侵入し、農薬を散布しているところを写真に撮る、という仕事だ。
一見簡単そうな仕事だが、このHHFAという団体の前身は、以前このまほろにあった新興宗教 「天の声教団」 なのだ。 そして、ここと暴力団岡山組の利権がぶつかっているのだった。 岡山組の若頭・飯島(新井浩文)が星にHHFAを潰すよう依頼した件からこの仕事が来たのだった。
はたしてこの2件の仕事を多田はこなせるのだろうか?…
 
前作のテレビシリーズで、前の事務所を追い出された便利屋ですが、同じような汚い貸しビルに入っています。 一応テレビシリーズの続きとなっており、真木よう子演じる柏木亜沙子と多田との恋の行方も描かれていました。
さて行天ですが、この回では、彼の昔が少し明かされていますね。 緩い二人のやり取りがこのドラマの持ち味ですが、今回はちょっとまじめなシーン、それも行天がいろんな意味で考えさせられる展開になっていて、そこに今までのキャラが入れ替わり登場するという流れになっています。
同じ配役でない登場人物もいるんですが、メー ンどころは変わりません。
これは映画→ドラマ→映画の順番で見るのがお勧めです。 一応ドラマを飛ばしてもいい作りにはなっていますが、柏木亜沙子のところだけは、ドラマを抑えないとわからないからです。
これは良いシリーズですね。 できればドラマ第2弾を見てみたいです。 映画のタッチとまた違いいいアクセントになるでしょうね。 映画は大森組、ドラマは大根仁と役割が違っており、色合いの違いを見れるのもいいですね。 でも大森監督もドラマ版に参加しているそうです。
続編熱望します!
 
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結局今もつるんでいる二人
 
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世話になったな! 子供嫌いの行天
 
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そこに現れた星
 
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HHFAの代表の小林、実は彼は…
 
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はるがいよいよやって来た、凪子に連れられて
 
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我々はこのバスをジャックする!事件発生?
 
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この二人の恋の行方は
 
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