雑誌編集者・小笠原悠斗(松坂桃李)はいつも編集長にどやされていた。 満足な記事を今まで書いたことの無い小笠原は、正念場に来ていた。 後輩にもぬかされる始末で、もう後がない。
凛田のところにレストランを経営している村杉蝉之介 (山田聡)がやって来た。 なんでも鑑定してくれるということで、1枚のチラシを持ってきたのだった。 それは、トルコ料理のビュッフェスタイルの催し物だった。
彼女はこのチラシを見て不審な点をすぐさま発見した。 そして実際その催場に同行するということになった。
料理は一見普通の通りに作られて賑わっていた。 しかし彼女はその手順を不審に思い、音に注目した。
そしてその料理する音が何の音を隠されているかを瞬時に判断した。 そして2階の部屋には何があるかを聞くと、そこはギャラリーがあるということだった。 彼女は直ちに警察を呼ぶことを進言した。
ギャラリーは荒らされ、族が侵入していた。 しかし間一髪、大事なものを守ることができた。
ギャラリーのオーナー 朝比奈(村上弘明)は彼女が守てくれたロシアのお宝を手にすると、懇切丁寧にお礼を言った。 そしてその一部始終を小笠原が見ていたのだった。 彼は取材対象を発見した。
早速、万能鑑定士Qに行き凛田に取材を申し込むが、彼女はそれを断るのだった。 そこに現れたのは朝比奈だった。 実は彼はルーヴル同美術館アジア圏代理人をしていて、今秋に日本に来るモナリザの鑑定を依頼しに来たのだった。 そして彼女はそのテストを受けることになるのだった…
モナリザの目の中に隠された文字があるということは、発見されたという説もあるそうです。 本物を見たことが無いので(^^)わかりませんが、その設定を生かした今作品でした。
モナリザと言えば、昭和49年に日本に来ましたが、もう40年来ていませんね。 その当時物凄い話題になったのを子供ながら覚えています。 もし今着たらものすごい厳戒態勢なんでしょうね。
真贋の見分け方は、一種センスのような気がします。 とても私にはありませんが、この凛田莉子は、センスと洞察力を併せ持っているんですね。 そして何より優しく、物事に真剣に取り組みます。 なかなかいい女性像でした。
シリーズになっている原作の映画化ですが、なかなかいい出来だと思いました。
なんでも鑑定する凛田
流泉寺美沙とコンビを組むことになった
テストが始まる
彼女に食いつく小笠原
彼女の秘密とは?