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遠距離恋愛 彼女の決断

2010年作品、ナネット・バースタイン監督、 ドリュー・バリモアジャスティン・ロング出演。
 
ニューヨークとサンフランシスコ、東と西、アメリカは広大だ。 最近離婚して独身に戻ったギャレット(ジャスティン・ロング)。 新しいガールフレンドの誕生日、家に呼んでもテイクアウトのファーストフード、そしてプレゼントなどいらないという言葉を真に受けて、何も用意しなかった。 あっさりとふられる彼だった。
一方、新聞社のセンチネルに就職しようと必死の、インターンに来ていたエリン(ドリュー・バリモア)、でもなかなか狭き門。 そんな二人はバーでエリンが必死にやっているゲームをギャレットが邪魔をしたところから、きっかけができた。 
彼女は最高得点者だった。 ビールを飲みながら他愛ない話をするうちに、強く惹かれていく二人。 ギャレットの家で、マリファナを吸ううちにさらに意気投合する二人。
次の日の朝、エレンは6週間しかニューヨークに居れないと言う。 それはインターンが6週間で終わるからだった。 電話番号を教えてもらい、せめて6週間は付き合うことになった二人。 
エレンは必死に上司に、春に正式採用になるよう働きかけるのだが、上司の男は生返事だった。
ギャレットはレコード会社に勤めているが、売り出すのはコネのある者ばかりの会社の方針に辟易していた。 そんな二人の付き合いは、どんどん深くなっていった。
そして6週間の期日が近づいてきていく。 
エレンは実家の姉・コリーン(クリスティナ・アップルゲイト)に定期的に連絡を取っている。 コリーンは親代わりのしっかり者だった。 エレンの就職を誰よりも心配をしている。 そして二人はある決断をするのだった。 そう遠距離恋愛で、二人の関係を続けると言う決断を…
 
ちょっと誠実そうで、弱そうなギャレット役のジャスティン・ロングと、逆の強い女、奔放な女が似合うエレン役のドリュー・バリモア。  二人の特徴をうまくつかんだ作品ですが、遠距離恋愛が日本の距離とは大違いですね。
アメリカの西海岸と東海岸、さすがに普通は別れますよね。 お互いの職、夢を追いながらの恋愛は不可能な距離と思えますが、そこが映画としていかに描くかというところなんですね。
正直、日本でいう北海道と沖縄以上の距離感なんですが、そこを理解しないとピンとこない題材です。
恋愛ではないですが、海外との商売をするときに似たような感覚がありますね。  距離イコール時差ですから、普通は諦めざるを得ないですよね。 あるいはどちらかが妥協するか。
さてこの二人はというところですが、どうなるんだろうな、やっぱりハッピーエンド? といいうオチでした。
気楽に観れるラブロマンスでした。

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出会いはなんとなく

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意気投合する二人

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しかし二人が一緒なのは6週間

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遠距離恋愛を決めた妹を心配する姉・コリーンと

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二人が決めた決断とは?

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