anttiorbの映画、映像の世界

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彼女はパートタイムトラベラー

2012年作品、コリン・トレボロウ監督、オーブリー・プラザ、マーク・デュプラス出演。
 
出版社でインターンとして働くダリアス(オーブリー・プラザ)、大学のころは一人で勉強をするしかなかった。 高校のときはパーティーで浮いていた。 子供のころが一番よかった? でもそれは母が生きているうちだった。 要するにイケてない自分だった。
そんな自分をさらけ出してこの出版社で働き始めた彼女。 
そんなある日、社内会議で先輩記者ジェフ(ジェイク・ジョンソン)が取り上げた1つの広告が、彼女の平凡な日々を変えることになる。
『私と一緒に過去に行ってくれる人を募集します。 これはジョークではありません。 報酬は帰ってきてから支払います。 必ず武器を持ってきてください。 私は1回行ったことがあります。 安全は保証しません。』
ダリアスは、同じインターンのアーナウ(カラン・ソニ)、そしてジェフと一緒に、このおかしな広告の真相を探るため、広告主が住んでいると思われる田舎町へと取材に向かう。 しかし広告を出した人のプライバシーの問題で、手紙の着くポストで待ち伏せして当人を待つことにした3人。
ようやく現れた男・ケネス(マーク・デュプラス)の後をつけ、彼の住処に着いた。 最初はジェフが話しかけに行くが、ケネスは心を開こうとしない。 次はダリアスが行き、なんとかケネスに取り入った。 しかし完全に信用されたわけではない。 
彼はある組織に追われていると言うのだった。 そして彼の目的は、なんと過去にタイムスリップすることだったのだった。 それも2001年に・・・
 
不思議な題名の作品です。 この題名に惹かれて見てみたんですが。 いかにも怪しいケネス、だいぶ暗いダリアス。 オタクのアーナウ、そしてこの取材は口実で、昔の彼女に会いに行きたいだけのジェフ。
4者それぞれの思惑? で物語は進行していくんですが、一向にSF的要素が出てこないんですね。 もしやこれは低予算なだけの、妄想のタイムスリップモノか? まあ見ていくとわかるんですが、最後のどんでん返しが、やられた作品でした。
メル・ギブソンの 「陰謀のセオリー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10016920.html に展開は似ていますが、もっと内輪っぽい物語でした。 
でも、意外とオーブリー・プラザがエキゾチックな雰囲気の可愛さがあり、最後のほうでようやく彼女の表情が出てきますが、それが結構いい感じでした。 
86分ですから騙されてもいいなと思って見れた作品でした。


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3人で謎の広告を追うことになった

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ダリアスがケネスに接触できた

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そしてトレーニングをさせられる

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銃も撃つ

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本当に過去へ?

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