anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL

2013年作品、木村ひさし監督、中居正広北村一輝栗山千明出演。
 
ニューヨークの噴水の前で佇む?ATARU。 しかし何かを噴水から感じている。 「電話をしなくちゃ」 そう言ってかけた先は、FBIのラリー井上(村上弘明)のところだった。 電話に出たラリー、その瞬間爆発が起こった。 危機一髪犠牲者は出なかった。
サヴァン症候群の青年・チョコザイ=ATARU(中居正広)、彼は昔別れ別れになった、同じサヴァン症候群でその能力を利用するプロジェクトに参加していた友人アレッサンドロ・カロリナ・マドカ(堀北真希)がいた。 しかし彼女は、行方不明となっていた。 
その頃、コンピューターウィルスによる鉄道の送電線破裂事件が起きていた。 そしてFBIを狙った爆破事件も同じ手口ではないかということがわかってきた。 
警視庁は星秋穂管理官(松雪泰子)のもと捜査本部が置かれたのだが、そこに現れたのは、ラリー井上とチョコザイだった。 日米合同捜査となった。 
チョコザイが戻ってきたことに喜ぶのは、今まで一緒に操作をしていた、沢俊一主任(北村一輝)と、元警察官で今は捨て山探偵社の探偵・蛯名舞子(栗山千明)だが、一番の容疑者と目されていたマドカはすでに死んでいたのだった。 そして疑いはチョコザイにかかってくる・・・
 
テレビのヒットドラマの映画化で、キャストの妙が生きている作品ですね。 ドラマを見ていないとの作品ですが、見ないでどれくらいわかるかというところで観てきました。 
やはり、もうわかりきっているファンが主に見るので、最初の顔見せはなかなかわかりませんでした。 でも物語が進行するにつれて、細かいギャグはある物の、チョコザイ君の出すヒントの妙はなかなか面白かったですね。 
サヴァン症候群を取り上げた作品というのは、結構あるように思えます。 先日観た「マーキュリー・ライジング」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10208563.html に出た少年もおそらくこれに類するんでしょう。 
表情を出さない役の中居君と、逆に表情豊かすぎる栗山千明の対比と、そこに芸達者な北村一輝、良いトライアングルの中、脇をアイドルやお笑い系、そして渋い俳優陣を配して、さすがテレビ局バックの資金力を感じますね。 
映画前にドラマを一気放送していましたが、見とくんだったなとちょっと後悔しました。 
悲しいラストですが、そこにチョコザイ君の行動にちょっと泣けた作品でした。


イメージ 1
送電線事故が起こり、世の中が騒がしくなってくる

イメージ 2
この二人がまた出会ってしまう

イメージ 3
刑事と探偵の関係に

イメージ 4
爆発事件が起こり合同捜査に

イメージ 5
同じ症状を持つ二人

イメージ 6