anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ワールド・ウォー Z

元国連調査官のジェリー(ブラッド・ピット)は家族のため職を辞し、妻・カレン(ミレイユ・イーノス)、長女・レイチェル(アビゲイル・ハーグローヴ)、次女・コニー(スターリング・ジェリンズ)と出かけるところだった。 ニュースでは、狂犬病が発生したと伝えていた。
外は大渋滞だった。 全く車が進まない。 すると1台の警察のバイクが荒々しく通過し、サイドミラーを壊されてしまった。 驚く家族、その後別の1台が警告をしている途中、そのバイクは突進してきたトレーラーに吹っ飛ばされてしまった。
危険を察知したジェリーは暴走トレーラーの後を猛スピードで追いかけ、この場を離れようとするが、横から来た車とぶつかってしまう。 すぐに降り、逃げ惑う人をかき分け、家族を束ねると、尋常でない者たちを見つけた。
誰構わず襲い掛かり噛み付く者たち、襲われ噛まれた者は12秒で、同じ恐ろしいものに変凝してしまう。 すぐにここを離れなければ、そう思ったジェリーはキャンピングカーをゲットして郊外に脱出する。 そこに携帯に電話がかかってきた。 国連事務次長・ティエリー(ファナ・モコエナ)からだった。
復職してほしいと言うもので、とりあえず迎えに行くので、居場所を教えてほしいと言うのだった。 長女のジェリーは喘息の発作が起き始めていた。 薬を車に積んであったが、ここにはない。 ドラッグストアに行き食料と、薬を手に入れなければならない。
着いたその店はもう略奪者でいっぱいだった。 警官もその中に加わっていた。 なんとか薬は手に入れたが、もうここも安全ではない。 近くのアパートに行き屋上で保護してもらうようティエリーに連絡を入れ、屋上に向かった家族たち。 果たして彼らは無事脱出できるのだろうか?…
 
もう”Z”の意味は皆さん知っていますよね? 一応ここでは伏せておきますが、なかなか予算をいっぱい賭けた”Z”映画ですね。 
まずキャストにブラピ、そして移動先が世界各国ですから。 人類を救うためブラピ扮するジェリーが全世界を駆け巡るのですが、イコールそれは家族を救うこと、しかし家族は今までよほど苦労したんでしょう。 ジェリーが人類のために復職することを良しとしません。 彼もまた初めはその思いですが、軍の艦長は冷たいセリフを吐きます。 
それを妻に伝える時の苦悩、そしてすべてを理解しジェリーを見送る妻カレン、ちょっと後ろ髪をひかれるシーンですが、かっこいいシーンでしたね。 
走る”Z”はちょっと手に負えませんが、物語はしっかりしており、構成も良く、ハラハラドキドキシーンも結構いい作りでした。ただ予算をかけただけの作品とは違い納得のいく構成の作品でした。
イメージ 1
世界がいきなり変わった
 
イメージ 2
家族を気遣うジェリー
 
イメージ 3
世界は彼の力を必要とした
 
イメージ 4
そして世界を飛ぶジェリー
 
イメージ 5
家族を、世界を救えるのか?
クリックすると新しいウィンドウで開きます