anttiorbの映画、映像の世界

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エンド・オブ・ホワイトハウス


暗いリングで殴り合う二人、ヘッドギアもつけていない。 「3分前です」 そう呼ばれた男はベンジャミン・アッシャー大統領(アーロン・エッカート)、そして相手はシークレット・サービスの長、マイケル・バニングジェラルド・バトラー)。
ここは真冬の雪深いキャンプ・デービッド。 これから妻のマーガレット・アッシャー(アシュレイ・ジャッド)と息子のコナーと支持者のところへ行くのだ。 バニングはコナーに言われて彼と同じ車に乗る。
本来なら彼が大統領車に乗るのだが・・ 橋に差し掛かったとき大統領車のフロントに障害物がぶつかり、ガラスが割れスピンしてしまった。 車は間一髪橋から落ちてはいないが、もうバランスをとっている状態。 バニングに大統領は妻を助けてほしいと言うが、ベルトを切って大統領を引き出した瞬間に車は落ちてしまった。 妻を失い呆然とするベンジャミンだった。
そして1年半後、バニングはSSを外れ、財務省勤務となっていた。 彼が失敗したのではない。 大統領のベンジャミンが辛いからだった。
世界は北朝鮮の脅威が叫ばれ、ホワイトハウスに韓国の大統領が訪問することになっていた。 独立記念日の次の日、いよいよ韓国大統領が到着した。 
お互いの警備責任者があいさつをして、首脳会談が始まったその時、ホワイトハウスを目指している未確認の飛行機がキャッチされ、スクランブルがかけられた…

これは予告編を見たときから観に行こうと期待していました。 濃い顔のジェラルド・バトラー、彼は「300」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9958496.html 「GAMER」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9837053.html とアクション、スペクタクルに嵌る役者ですね。
そして大統領役に芸達者なアーロン・エッカート、彼は悪役も、善人も両方こなせますよね。
物語は、今の世界情勢の一端を色濃く表しているシーンが満載でした。 いかに中国が、ロシアが力を持とうと、圧倒的な力を持っているのはやはりアメリカ合衆国ですが、その象徴であるホワイトハウスをここまでやるかという設定が非常に思い切りがいいですね。
監督のアントワーン・フークアの作品は「トレーニング・デイ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7051851.html を見ましたが、結構いいタッチの監督ですよね。 この作品でもダレたところが無く、出来は良かったです。
まあ一つ突っ込みを入れるとしたら、未確認飛行機がこんな簡単にホワイトハウス上空に来れるのか? でしたね。
9.11以降決して近寄れない空間のような気がしますので。 でも最後はやっぱり合集国万歳になっちゃいますよね。 そこにひと工夫あれば最高でしたが、あそこまで壊せば仕方ないですかね。
作品としては良かったです。 でも夏に同じような作品が来るようですね・・

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ベンジャミン大統領

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謎の飛行機が来襲

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たった一人の戦いのバニング

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同じく孤立した息子と

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心配する母親

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対応策を練るブレーン

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