睡眠薬入りのジュースを飲ませて、着いたところは今は使われていない廃校だった。 マキはその子の家に脅迫電話をかけてみた。 しかし「うちの子は1年前に死にました。ちょうど1年前のき今日です。」 それではいったい誘拐した子はだれなのか?
眠らせていた保健室に行ってみると、子供はいなかった。 マキはミツルに校内を探すように言われる。 あの子は幽霊? そんなことを考えながら、マキは行内を探していくが、そもそもこの廃校をミツルはどうして知っていたのか?
実はここはミツルが通っていた小学校だったのだ。 いろんな教室を探す二人、ようやく女の子を見つけるが、逃げられてしまう。
そこに電話がかかってくる。 後輩のヤスダ(篠田光亮)だった。 電話を切るとそこに女の子がいた。
「友達?帰るの? 」謎の言葉を発する子。
一方霊能者を訪ねている夫婦がいる。 彼らが脅迫された家の両親だった。 実はそこの娘はいまだ行方不明になっていたのだった。 手掛かりがなく霊能者を頼ってきたのだった。
妻(宮田早苗)はもう死んでいると思っている。 しかし夫(小日向文世)は一途の希望を持っていた。 しかし彼らが霊能者に渡した写真はミツルたちが誘拐した女の子ではなかったのだった。 いったいその少女はだれなのか?…
以前書いた 「ザ・ブース」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3663805.html の前作にあたる作品ですが、つながりはありません。
誘拐した謎の女の子の正体は最後にわかったようでわかりません。 というのは、ラストシーンでちょっと女の子が謎の表情をするのです。 それが結構怖いんですね。今なら玉山鉄二と水川あさみならゴールデンの主役級ですが、まだもっと若い二人なのでちょっとマイナーなホラーに出ているのは、今でいえばおいしい作品かもしれませんね。
ただ自分は「ザ・ブース」のほうがお気に入りでした。
ミツルは廃校に来た
誘拐した女の子が消えてしまう