anttiorbの映画、映像の世界

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2007年作品、リー・タマホリ監督、ニコラス・ケイジ主演。

華麗なマジックを披露している男・マジシャンのクリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)はラスベガスのカジノのステージに立っている。 マジックには種があるものと種が無いものがある。 そんなことを言いながら彼のマジックは進んでいく。
ただ彼はそんなに売れているマジシャンでもない。 しかし彼にはマジック以外に特殊能力があるのだった。
彼は自分にかかわることの2分先がわかるのだった。 この能力を生かし金には不自由しない。 
この日カジノに強盗が入ってきた。 彼は先がわかりトイレでそれを未然に防いでしまった。 彼は一方的に暴力をふるってしまったことで、いい訳のしようが無く逃げ帰った。
彼のところにFBIの捜査官が来る。 女捜査官のカリー・フェリス(ジュリアン・ムーア)は彼の能力を高く評価していた。 今抱えているテロリストによる事件に彼の能力が必要と思っていて、クリスを追っていたが、クリスは先に察知していつも姿を消してしまうのだった。
クリスはある女のことが気になっていた。 彼女はリズ(ジェシカ・ビール)といい、ようやくカフェで合うことができた。 何度も予知能力を生かし、シュミレーションを行い彼女と話すことができた。
なぜ彼女が気になるのか? それは彼女の未来だけはもっと先がわかるからだった。 クリスは彼女が運命の女性と思い、必死に彼女と出会うことを待ち続けていたのだった。
どうして彼女の未来だけは自分と関係無く見えるのか? 出会った二人にこの後どんな運命が待っているのか?・・・・

原作はフィリップ・K・ディックの短編小説「ゴールデン・マン」。 96分の短い尺と、ラストの作りから短編を頑張ってここまでした苦労が伺えます。 そのあたりはリー・タマホリの手腕かもしれません。
ニコラス・ケイジジュリアン・ムーアですからそれなりの重さを引き出す演技ができています。
設定も面白く落ちはちょっと疑問ですが、設定からしても仕方がないかなと言うところもあります。 2分先というところを生かすストーリー、アクションも面白かったです。原作が短編で無ければもう少し先を描けていてもっとしっかりと作れたのでは?
まあ原作者に文句を言っても仕方は無いですが。 粋な終わり方とも取れますが、劇場にもし行ったらちょっと不満かもしれませんね。



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特殊能力のある男

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しかしその能力で唯一ある女に

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しかし彼を追っているFBI

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彼を確保するが

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予知できたのか?

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