anttiorbの映画、映像の世界

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リング2

1999年作品、中田秀夫監督、中谷美紀主演。

父を身代わりにした玲子(松嶋奈々子)と息子の陽一(大高力也)の消息はぷっつりと途絶えていた。 二人は生きているのだろうか?
古井戸から発見された貞子と思しき遺体は解剖の結果、少なくとも死後1年ないし2年しか経っていないことが判明する。 貞子が消息不明となったのは30年前のはず。貞子は井戸の底で30年にきていたのだろうか?
行方不明の玲子が追いかけていた 「呪いのビデオ」 は後輩のテレビ局員・岡崎(柳憂怜)が請け負っていた。
また、貞子の遺体の発見者である高山竜司(真田広行)の死に疑念を抱いた彼の恋人・舞(中谷美紀)は、幼い息子・陽一と共に行方不明になっている竜司の前妻で事件の鍵を握る浅川玲子を探すため岡崎に連絡を取っていた。
岡崎は「呪いのビデオ」を持っているという高校生・沢口香苗(深田恭子)を探し出した。 また目の前で友達の死を目撃した倉橋雅美(佐藤仁美)という女子高生を精神病院に訪ねる。
彼女はテレビを極端に怖がっていた。 テレビがある部屋に行くことはできず、どうしてもそこを通る場合はさえぎる物に隠れて移動していた。 しかし二人が訪ねた時娯楽室のモニターの画面が突然変わり、古井戸から貞子が出ている映像が流れてきた。 その時他の患者たちも苦しみだし病院内は騒然となった。
貞子の呪いは終わったのではないのか? 本当に貞子は井戸の中で30年も生きていたのか?・・・

この「リング2」は小説版の続編である、「らせん」とは別バージョンの続編となっています。 今回は1、2という見方をしましたが、公開当時は「リング」 「らせん」を同時上映していました。 私も2を見ながら始めあれっと思いましたが、これはパラレルワールド扱いになっています。
しかしこの作品が継承され「リング0 バースデイ」につながっているという作りになっているようです。 では「らせん」は?という疑問もありますが、原作者、映画製作者といろいろな人がこの当時の超ヒット作品に対して様々アプローチした結果でなないでしょうか。
わたしは「らせん」も結構怖かった覚えがあり、またそちらも書こうと思っています。せっかくなので、この際小説も全部読みかえそうかと思っていますが、当時結構救いの無い作品だったので切なくなった覚えもあり、ちょっと躊躇しています。

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竜司と舞は恋愛関係にあった

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舞は陽一を見つける

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守ろうとするのだが

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ビデオを持っている沢口

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医師の川尻

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