anttiorbの映画、映像の世界

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フラットライナーズ


シカゴの医大の学生レイチェル(ジュリア・ロバーツ)か入院患者と変な話をしている。 重病患者とどうやら臨死体験や、死後の世界の話をしているらしい。
彼女は死んだあとの世界というのは、素晴らしい世界なのではと思っているらしい。ネルソン(キーファー・サザーランド)は人間の死の向こう側の世界をどうしても覗いて見たい衝動を持っていた。 そこで前からレイチェルを誘っていた。 他にジョー(ウィリアム・ボールドウィン)、ランディ(オリバー・プラット)が協力することになっていたが、ここに今、停学処分になっているデヴィッドも加わり4人の野心的な学生が協力することになった。
ジョーは女には目が無く、婚約者もいるのだが様々な女と付き合っており、それを映像で残すという趣味があった。
いよいよ決行の時が来た。大学の美術館に秘密裏に集まった彼らは人工的にネルソンの心臓を停止させ、そして1分後に蘇生を試みた。一時的であれ心臓を止めるのだから、蘇生するかどうかの保証はない。
なんとか蘇生したが、ネルソンはその後不思議な現象に合うようになる。 しかし彼はそれを言い出せずにいた。
次はジョーが体験をした。 彼はネルソンより長く時間を延ばした。 実は二人は幻覚に悩まされることになっているのだが、これがこの実験のために引き起こされたことである事をやはり言い出せずにいた。
デヴィッドは3分50秒にさらに伸ばして実験を行った。 彼の幻覚は小さいころにいじめた黒人少女が出てくるのだった。 実はネルソンはこれも小さき頃いじめた男の子が出てきていて、ジョーは今まで付き合った女性たちがところ構わず出てきていた。そしてレイチェルの番になった。 幻覚を見るようになったデヴィッドはレイチェルに止めるよう言うが彼女は、死後の世界の美しさを信じているので、強硬に実験を強行させた。 彼女の幻覚がは自殺した父が出てくるのだった。 彼らはこの幻覚を消すことができるのか?・・・

みんな若いですね。特に「24」で大ブレイクする前のサザーランドはまだふっくらして、なんとなくお坊ちゃんのオイタ見たいな演技に見えますね。
彼の父も俳優でドナルド・サザーランドというのですが、「赤い影」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6673081.htmlという作品は秀逸です。 いずれ書こうと思います。
この作品では臨死体験をし、その時に出てくるトラウマが軸となっていますが、実際臨死体験かどうかが良くわからないところがありますね。
心停止をしていますが本当に蘇生できるのか、ただの強烈な夢ではないのかという素朴な疑問がわいてきます。
また解決法も心理療法ではと思え、それを不思議な感覚に結び付けていると取れますね。 まあ上記3人の若い演技を見るだけでもちょっとおもしろかったですが。

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医大の仲間たち

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レイチェルとネイソン

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死後の世界は美しいと思っている彼女

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そして彼らは実験を行う

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ひとりひとり被験者となっていくが…

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