anttiorbの映画、映像の世界

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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

2009年作品、ニールス・アルデン・オブレヴ監督、ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラバス出演。

月刊誌 「ミレニアム」 の発行責任者のミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は裁判に負け会社から離れることになった。
離婚して独り暮らしの彼のところにある依頼が来た。 大企業ヴァンゲルグループの元会長ヘンリック・ヴァンゲル(スヴェン=ベルティル・タウベ)が依頼主でスェーデンにきて自分とあってほしいとのことだった。 これといって仕事のない彼はヘンリックを訪ね、ヘーデビー島を訪れる。
1966年に失踪した姪のハリエット(エヴァ・フレーリング)の調査が今回の依頼だったが、今まで何年もかけ調査したところ彼女は殺され遺体は不明というものだった。 証拠としては犯人からハリエットがヘンリックの誕生日にプレゼントしていた押し花が、今でも毎年贈られてくるというものだった。
真相をどうしても知りたいヘンリック。 このままだと死にきれないと言い、ミカエルは依頼を受ける。 どうしてミカエルにヘンリックは調査を依頼したのか? それは天才的ハッカーである、リスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)がミカエルの事を調べ信頼に値することをヘンリックが判断したからだった。
リスベットは黒い革ジャンを着てバイクに乗り、鼻ピアス。 なんと背中には龍(ドラゴン)のタトゥーが前面に書かれている。 ちょっと見少年のような出で立ちだが、彼女は幼いころから問題を抱え、心をある意味閉ざした性格になってしまっている。
後見人のホルゲル・パルムグレンが病に倒れ、その後の後見人がニルス・エリック・ビュルマン(ピーター・アンダーソン)は実はとんでもない男だった。 彼は後見人という立場を振りかざし、彼女を凌辱するのだった。
彼の指示に従わざるを得ないリスベットはひたすら耐えるのだが、さすがに最後は復讐する。 彼女を凌辱したシーンをビデオに取り逆手に取って拘束して、彼のおなかに 「私はサディストの豚、、恥知らず、レイプ犯です」 と刺青を彫ってしまう。
ニルスの魔の手から逃れたリスベットはミカエルに接近しハリエットそ捜査に協力し始めるのだった・・・・

今公開中のディッド・フィンチャー監督作品はリメイク版ですね。 スウェーデン版なのでちょっと初めは馴染みづらいんですが、俳優陣に慣れ、人物背景がわかって来るとどんどん引き込まれますね。
映画館に行けないのでDVD化になったらディッド・フィンチャー監督版も見る予定ですが、ミレニアム版はもう3部作ができているので先に見てしまうでしょうね。
実は続編も見始めているのですが、結構期待感がありますね。 
リスベット役のノオミ・ラバスが中性的で原作に忠実な配役の様に思えます。 日本人受けする顔では正直ないと思いますが、リスベットの謎の部分が却って引き立つのではないでしょうか? 153分という長い映画ですが、一気に見ず、連続ドラマっぽく見るのがいいのではないでしょうか。 頭の中で整理しながら見るとまた良く味わえる映画ですね。

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ミカエルはハリエットの捜索の依頼を受ける

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なぜミカエルなのか?それはリスベットのせいだった

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謎の多い一族

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会長は彼女の消息をどうしても知りたい

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新しいリスベットの身元保証人、こいつが…

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