1993年作品、望月智充監督、飛田展男 坂本洋子 関俊彦 荒木香恵 緑川光 天野由梨 渡部猛 徳丸完 有本欽隆 金丸淳一 さとうあい 鈴木れい子 関智一声の出演。
土佐・高知の名門私立で中・高六年間を過ごした杜崎拓(飛田展男)は、東京の私大に合格、無事ひと学期を終え、帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。 機内でクラス会の通知を眺めながら、彼は武藤里伽子(坂本洋子)と出会った“あの夏”を思い出す。
中三の時、学校側の一方的な判断で修学旅行が中止となり、拓はその騒ぎのなかで松野豊(関俊彦)と知り合う。 しっかりと自分の考えを持ち、行動している豊に、拓は尊敬に近い想いを抱き、二人は親友になった。 高校二年になって、里伽子が両親の離婚により東京から母の故郷・高知へやってくる。 成績優秀、スポーツ万能の彼女は編入と同時に一躍有名人となった。 だが彼女はクラスメートに馴染もうとせず、目立つだけに女子からは反感を買い、男子からは敬遠され、クラスでは浮いた存在となっていた。 それでも豊は気の強い里伽子に惹かれ、何かと面倒をみていた。
拓は豊が遠くに行ってしまったような淋しさを覚えるのと同時に、都会から来た女の子に豊の良さがわかるものかと、里伽子に腹を立てていた。 その年、修学旅行先のハワイで里伽子はお金をなくしたからと、拓に六万円を借りる。 それを返してもらわないまま時が過ぎ、彼らは高校三年、同じクラスになる。
ゴールデンウィーク初日、拓は里伽子の唯一の友人、小浜祐美(荒木香恵)の電話で高知空港に呼び出される。 里伽子と祐美は二泊で大阪のコンサートにいくはずだったが、突然里伽子が『東京へ行って、パパに会う』と言い出したという。 彼女はハワイで借りたお金を東京行きの費用にあて、着実に計画を練っていたのだ。 拓は取り乱した祐美を家に返し、里伽子を東京の父親(有本欽隆)の許に送ることにする。 だが父親はすでに別の女性と暮らしており、娘の訪問を歓迎してはくれなかった。 行き場を失った里伽子は、泣きはらした目で拓の泊まっているホテルを訪れる。 拓にしがみつき、泣き続ける里伽子。 土佐に帰った二人は、それぞれの想いを胸に秘めたまま、卒業していった。
監督は望月智充、監督作品は初めてでした。
拓役で飛田展男、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/11/23/060000 に出演でした。
松野豊役で関俊彦、「鬼滅の刃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/14/220000 では鬼舞辻無惨役をしています。
そしてヒロインの里伽子役で坂本洋子、映画出演は今作のみのようです。
これは1993年にまずテレビ放送され、その後その年の暮に劇場公開されたという作品でした。 今回再上映ということで夏休みということもあり、ちょっと遠出をして見てきました。
72分という短い作品ですが、さすがジブリ作品ですね。 細かいところまで行き届いていて、原作こそ知りませんが、映画としての完成度が大変高い作品でした。
冒頭のシーンが吉祥寺駅ということで、昔私はそこにいたこともあり、だいぶ変わった1990年代の駅が出て感慨深かったです。
舞台は高知県、私は四国は徳島県しか行っていませんが、いずれは各県を回ってみたいと思っています。
中高一貫校での青春物語、懐かしいような、味わって見たいような。 甘酸っぱく、そして少ししょっぱいお話、まだまだその後も見たくなるような作品でした。










