anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

京城クリーチャー ⑨

2023年作品、チョン・ドンユン監督、パク・ソジュン ハン・ソヒ スヒョン キム・ヘスク チョ・ハンチョル パク・ジファン ヒョン・ボンシク ウィ・ハジュン出演。

第9話:捕食者と被食者の境界 野蛮

加藤中佐(チェ・ヨンジュン)は、前田由紀子(キム・スヒョン)に、とある生体実験の最中に偶然ナジンを発見したと説明する。 「ナジンの発見は人類を更に一段階進化させるでしょう」と。
説明を聞いた前田は、加藤中佐に甕城病院の責任者を任せ、どんなに時間と費用がかかろうが、今の実験を支援すると約束した。 前田は「私の望みは惺沁を完全に服従させること」と言った。
明子(ジウ)は逃げ回っていたが、いよいよ日本軍に包囲されてしまった。 そこに石川(キム・ドヒョン)もかけつける。 明子はお腹の子を気にしていて、石川に助けを求めるが、石川は「甕城病院に戻れ。 人殺しの子を認知するとでも?」と明子を見捨てた。そして檻が用意され「自分で入れ」と侮辱された明子は怒り、石川に襲いかかり何度も何度も顔を切り裂く。
そこに、テサン(パク・ソジュン)とチェオク(ハン・ソヒ)もかけつける。 明子は日本軍によって銃撃され倒れ、目から涙がこぼれた。
宿に戻ったチェオク、父ジュンウォン(チョ・ハンチョル)が部屋からいなくなっていることに気がつく。 置き手紙あり、「私は母さんの所へ行く。 夫として最後の責任を果たそうと思う。 だからお前は自分の人生を歩め。 どうか自分の人生を大切にしてほしい。」と書かれていた。 ジュンウォンは甕城病院にやって来て、加藤中佐に「惺沁の夫だ」と言い、化け物の前に通される。
ジュンウォンは、化け物と化した最愛の妻を目の前にして、怒りに震え、「なんてヤツらだ…よくも…こんな…ひとでなしめ!!!なんてむごいことを!!!」と絶叫。 化け物は興奮状態で、何度も檻に体当たりしていた。

この第9回の石川と明子のシーン、そしてジュンウォンと変わり果てた妻のシーンは本当に心が痛むところでした。
いよいよクライマックスですが、私はここで前田由紀子とテサンの関係がちょっとピンと来ないんですよね。
恋愛関係とはちょっと違う感じですが、あくまでも“友人“という言い方にとどめていますが、信頼関係の一方通行レベルなんですかね?