2023年作品、チョン・ドンユン監督、パク・ソジュン ハン・ソヒ スヒョン キム・ヘスク チョ・ハンチョル パク・ジファン ヒョン・ボンシク ウィ・ハジュン出演。
第10話(最終回):その終わりと始まりの境界 Tear
前田由紀子(キム・スヒョン)に捕らえられたチェオク(ハン・ソヒ)。 前田はチェオクの母を知っており、「目つきが惺沁に似ている」と感慨深そうにチェオクを見つめる。 「人の縁というものは思いのほか強力で奇妙に繋がってると感じる」と。
一方、金鈺堂では、助手のパク君(アン・ジホ)がチェオクの居場所が分かると申し出た。 ナウォル夫人(キム・ヘスク)は、一度裏切ったパク君の言うことなど信用できないと突っぱねるが、テサンはパク君を信用した。
甕城病院では、化け物をおびき寄せるための餌としてチェオクが連れてこられた。 テサン(パク・ソジュン)は決死の覚悟を決め、甕城病院をぶっ潰すため、チェオクを救出するため、ダイナマイトを持って向かう。
甕城病院の前に一台の人力車が止まる。 車夫が立ち去り、門番の兵士たちが人力車を覗くと、そこには火のついたダイナマイトが。 そして次の瞬間、爆発した。 爆発の衝撃によって倒れた門番たちの隙を見て、テサンは甕城病院に忍び込んだ。
チェオクの存在を感じた化け物は、鉄柵を壊し、チェオクや加藤中佐(チェ・ヨンジュン)の前に姿を現し、吠え、暴れだす。 制御できない化け物を前に、加藤中佐はチェオクを人質に取り銃を向け、化け物を牽制する。
「動くな!さもなくばお前の娘が痛い目に遭うんだ!惺沁!」と。 たじろぐ化け物は、兵士たちから銃撃を受ける。「やめて!」と泣き叫ぶチェオク。
牢屋に閉じ込められていたジュンウォン(チョ・ハンチョル)だったが隙を見て逃走。換気口に逃げ込み、様子を伺っていた。 テサンは病院内に忍び込み、換気口を通り、ダイナマイトを設置。 そこでテサンはジュンウォンと再会した。
第1シーズンの最終回、甕城病院が破壊され、そして怪物が解き放たれます。 さらにチェオクたちを国外に脱出させようとするテサン、クライマックスですが立ちはだかるのはやっぱり前田由紀子でした。
今作はいかにも描かれているのは日本軍の醜悪さですね。 七三一部隊を連想させる人体実験が韓国にまでというショッキングな内容であり、日本軍が起死回生の一打を人体改造の怪物にかけているというちょっと奇想天外の展開でした。
日本人としては、なかなか辛い内容ですが、誰一人日本人キャストを入れなかったというところが、違和感というより、気の使い方だったのかもしれませんね。
第2シーズンはしばらく後に視聴する予定です。