2024年作品、デレク・ツァン アンドリュー・スタントン ミンキー・スパイロ ジェレミー・ポデスワ監督、ジェス・ホン リーアム・カニンガム エイザ・ゴンザレス ジョヴァン・アデポ ジョナサン・プライス ベネディクト・ウォン アレックス・シャープ ロザリンド・チャオ ジョン・ブラッドリー サーメル・ウスマニ マーロ・ケリー シー・シムーカ ザイン・ツェン ベン・シュネッツァー イブ・ライドリー出演。
第5話 審判の日
ウェイド(リアム・カニンガム)がラジ(サーメル・ウスマニ)に話しかける。 ウェイドは「国を守るよりもはるかに重要なことがある」と言い、優秀な海軍将校であるラジを引き抜く。 ウェイドはエヴァンズ(ジョナサン・プライス)の船をどんな手段を使ってでも止めようとしていた。
クラレンス(ベネディクト・ウォン)はウェンジエ(ロザリンド・チャオ)を尋問し、彼女は「三体人」へメッセージを送ったこと、ヴェラ(ヴェデット・リム)の父親がエヴァンズであることを明かす。 クラレンスはエヴァンズが返答のメッセージが来るまでに8年かかることを指摘し、いずれにしてもエヴァンズが船の中で何を交信しているか調べるため、船に対処する必要があった。
ウェイドはいかなる方法でも船を止めようとしており、クラレンスは船がパナマ運河を通ることに着目し、オギー(エイザ・ゴンザレス)のナノファイバーを使うことを提案する。 クラレンスに説得されたオギーはラボでナノファイバーを起動する。 しかし、今度はカウントダウンが現れず、彼女は安堵するが、クラレンスは「三体人が信者を守ることをやめたから」だと考える。
一方、ウィル(アレックス・シャープ)のもとにソール(ジョヴァン・アデポ)が現れ、ジャック(ジョン・ブラッドリー)がウィルの治療費のために遺産の大部分をウィルに相続していたことを告げる。 しかし、ウィルは治療を拒み、ただ残りの時間を噛み締めて空を眺めていたいと言う。
ウェイドはラジの主導のもと、海軍兵たちにパナマ運河にナノファイバーの装置を建設させる極秘任務を指示する。 オギーは、このプロジェクトによって見ず知らずの大勢の人々を殺すことになると考えて抵抗感を示すが、ラジは戦争だといって正当化する。
エヴァンズの船「審判の日」がパナマ運河を通過しようとしていた。 オギーらがナノファイバー装置を起動して観察する中、ナノファイバーの網を通過した船は船内にいる乗客らもろとも木っ端微塵に切断する。 死を覚悟したエヴァンズは船内のコアから赤いハードウェアを取り出し、胸に抱えたまま死亡する。
血の海と残骸と化した船を捜索し、ウェイドはエヴァンズの持っていた赤いハードを発見する。 早速、内容の解析に取り掛かるが、あまりにも高度な技術であり、途方もない時間を要することが予想された。
恐ろしい光景が展開される後半の導入部でした。 このナノファイバーというのはある意味ナノ兵器ですね。 しかし、その前に一切の交信を遮断した三体人が気になりますし、ダー・シーの確信めいた発言がなんとも薄寒く感じます。 ウェンジェたちは見捨てられたのか? そして三体人=エイリアンは、人間が嘘をつくことは決して認めることができないのか?
となると人間はもう滅亡するしかないのか?