anttiorbの映画、映像の世界

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ボルサリーノ2

1974年作品、ジャック・ドレー監督、アラン・ドロン リカルド・クッチョーラ カトリーヌ・ルヴェル ダニエル・イヴェルネル アントン・ディフリング出演。

小雨が降る晩秋の肌寒い朝、フランソワ・カペラ(ジャン・ポール・ベルモンド)の葬儀がマルセイユ郊外の墓地でひっそりとり行われていた。 僚友を失ったロッコ・シフレディ(アラン・ドロン)は哀しみを隠そうとはせず、その表情にはある硬い決意もうかがわれるようだった。 それから三ヵ月後、フランソワの復讐をとげるつもりのロッコをファンティ警部(ダニエル・イヴェルネル)が訪ねて来て、フランソワ殺害の黒幕はマフィアのボルポーネ兄弟の弟の方のラルティグ(リカルド・クッチョーラ)だと告げた。 ロッコはただちに腹心の部下フェルナン(ライオネル・ヴァトラン)を伴って始末した。 この事件を契機にロッコとボルポーネ(R・クッチョーラ--二役)の血で血を洗う抗争の幕が切って落とされた。 ボルポーネは弟を殺された報復として、ロッコの所有する劇場やレストランを破壊した上、ロッコを捕え、昼夜を分かたずアルコール漬けにして彼をアル中にしてしまう。 しかもボルポーネは新聞記者を呼んで彼の泥酔現場を写真に撮らせて、精神病院にぶち込んでしまった。 今度こそ再起不能だと思われたロッコを、部下のフェルナンが救出し、イタリアのジェノヴァに連れ去った。それから三年の月日が流れた。

監督はジャック・ドレー、前作から引き続き監督ですね。
今回の戦いの相手役はリカルド・クッチョーラ、記事はありませんでした。
フェルナン役も引き続きライオネル・ヴァトラン、彼の記事もありませんでした。

さて続編がほぼ同じキャストで作られ、ラストで殺されたカペラの葬儀からのスタートでしたね。 もちろん展開は、彼を殺した奴への復讐、そしてその情報はファンティ警部から知らされます。 しかし彼は復讐を仕向けたというより、警告をした感じでした。 その通り、ドイツから来たこの兄弟は厄介でした。
1作目は、ベルモンドの陽気さがあり、滑稽なシーンも多くありましたが、今作はダークな感じで、殺伐さが増していましたね。 私はこの続編の方が好みでしたが。