anttiorbの映画、映像の世界

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バリコワ

2022年作品、泊誠也監督、冴木柚葉 魔白レイナ 天音汐那 山本耕大 佐藤聖晃出演。

オフィスにて・・・トイレにて・・・ベッドにて・・・女たちは異形の者と出会う。 しかし、本当に恐ろしいのはそいつらではなく人間だった。
「OFFICE」「白い足跡」「トイレの白い女」「ずずず」「餓死侍」「自殺者」「変態彼氏」「Tall Woman」「死体洗いのアルバイト」

監督は泊誠也、続編が作られているので引き続き撮っているようですが、今作で初めての監督でした。
出演者は皆初めてでした。


9編のホラー短編集のオムニバスですが、なかなか出来がいいですね。 私はあっさり目でインパクトがある「自殺者」がまず好きでした。 車自体になんか呪いがあるような設定、事故物件の清掃は専門業者があるようですが、今回は事故車、それも自殺した車の処理で、その車に乗ると自殺したくなるという怖い車でしたね。
そして「餓死侍」もなかなかの出来でしたね。 違和感のある時代物と思いきや、オチもなかなかでした。
最後の「死体洗いのアルバイト」は力作でしたね。 ただ死体なのか? それとも仮死状態なのか? まあ時間が経てば生命反応はなくなっていくでしょうから、それが体に留められてしまうのでしょうかね?