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劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人4~

2022年作品、天野裕充監督、村上 池田直人 ジャンボたかお アタック西本 かみちぃ 海野裕二出演。

<CASE1>若手芸人の辻川タケシは、思いつきで作った心霊ネタが映像配信サイトで話題になったのを機に上京。 とはいえ、資金があるわけもなく、選んだ部屋は格安の事故物件。 やがて、プロデューサーの野々村から気に入られ、曰くつきの廃校でロケをする仕事を得た辻川だったが、ふと窓の外を見ると、若い女性が自分の部屋に向かって手を合わせているのに気づく。


<CASE2>過去に何人もの生徒が行方知れずになったことがある事故物件の廃校でのロケを、収録当日にドタキャンした前任者の代わりに引き受けた若手芸人の平岩健二。 いつも以上に張り切って廊下を進んでいくと、廃校にいるはずのない制服姿の女性徒を発見する。 すぐさま声をかける平岩だったが、女性徒は呼びかけに反応せず、急に走り出し、二階への階段に消えていく。


<CASE3>ベテラン芸人の宝瀬川明夫は一世を風靡した人気お笑い芸人。 ある日のジョギング中、ラジオから聞きなじみのある学校名を耳にし、思わずその足を止めた。遡ること十数年前、宝瀬川は同級生の男女数人と、神秘クラブというオカルトめいた研究サークルの活動を行っていた。 放課後、各々が古い文献で調べた古(いにしえ)の儀式を次々に試していたが、ついに開けてはならない扉を開けてしまう。

監督は天野裕充、このシリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=天野裕充 一貫して担当をしています。


今回は3編のオムニバス、しかし一貫した作りになっていて、初めは事故物件なんて、なにするものぞという芸人が上京してそこに住みはじめますが、そこは自分の手に余るところで、さらに危ない仕事が舞い込みますが、危機一髪それを回避し、次来た芸人は一旦は不思議な空間に引き込まれますが、変わり果てた姿で生還?します。
そして最後は、その原因を作ったある1人の芸人のお話になっていきます。


このシリーズは、時間を遡り、原因を突き止めていく感じの作りになっていて、それぞれのパートを上り調子の芸人が担当する、なかなか見応えのある作品になっていますね。 今のところ単館上映に近い規模ですが、出来栄えはなかなか質が高く、シリーズ一挙に見ても、それぞれが悪くない作品です。

 

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