anttiorbの映画、映像の世界

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徒桜

2021年作品、畑中晋太郎監督、中尾拳也 兒玉遥 永田崇人 岡本尚子出演。

普通の高校生の真理(兒玉遥)は予備校が一緒の一平(中尾拳也)に恋心を抱いており、夏休みに入ると真理は意を決して一平に告白することを決意する。 しかし、真理の親友であり一平の幼馴染の明(岡本尚子)も一平に想いを寄せていたが、明は真理に気持ちを見せずに応援をしていた。 一平と真理は付き合い始め、夏を過ぎたころから一平に異変が起きる。 真理と明の存在が入れ替わって認識はじめるようになるのであった。 時間が経つにつれ、状態が良くなるどころか悪化している一平は、完全に真理と明を入れ替わって認識しており、真理を明として、明を真理として接するようになる。 その状況に必死に耐えようとしてきた真理だが、好きな人が目の前で違う人間を彼女として接する環境は耐え難く、真理の心も折れかけはじめていた…。

HKT48卒業の二人が出演しているラブストーリーですね。
監督は畑中晋太郎、初監督作品ですね。
真理役は兒玉遥HKT48のセンターを務めていた彼女、休養からそのまま卒業をして女優に転向、初めて卒業後スクリーンで見た作品となりました。「9つの窓」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13888188 というオムニバス作品の「Dark Lake」」で主演をしていましたが、AKB48の9人が主演をそれぞれしていました。
一平役は中尾拳也、初めて見る若い俳優さんでした。
明役は岡本尚子、卒業後にやっと見れました。 HKT時代は一生懸命でいい子でしたよ。

物語は、花見をするということで真理が誘われました。 同じ中学の3人でしたが、すぐに溶け込ましてくれたのが一平であり、浩太、そして明でした。 そして4人は急速に仲良くなっていきます。 真理は一平のことがどんどん好きになり、ある日意を決して告白をします。 そして両思いだったことがわかり付き合い始めますが、実は明も一平のことが好きでした。 しかし彼女は幼馴染の一平に告白することなく、真理を応援していきます。
しかし一平がたまにおかしなことをするようになります。 急にボーッとして全てを忘れたような表情をすることが、そして突然おかしなことを言い始めます。 真理と明が入れ替わって認識し始めます。 彼は原因不明の脳の病気であることがわかります。


今作は高校生の恋物語ですが、結構悲劇になっていきます。 ラストは思い出になっているようなシーンとなりますが、悲劇的なシーンは、エグい感じなんですよね。 忘れられない苦い思い出を通り越している衝撃的な場面がありますが、時間が経つと薄れていくのかな? と感じましたが。


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お花見から始まる

 

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4人が揃っていく

 

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いつも行く食堂で

 

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恋の指南を受ける

 

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憧れの女性と

 

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しかし一平が壊れ始める

 

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