anttiorbの映画、映像の世界

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ノー・ウェイ・アウト

2021年作品、サンティアゴ・メンギーニ監督、マーク・メンチャカ クリスティーナ・ロドロ デヴィッド・バレーラ ヴィクトリア・オールコック出演。

長年、メキシコで不治の病を抱えた母を手厚く看病してきたアンバー (クリスティーナ・ロドロ)。 自身のアメリカンドリームを果たそうと、不法入国によりクリーブランドにやってきたが、わずかなお金しかなく、持ち合わせの服装では、記録的な寒さが予想される冬に耐えられそうになかった。

そこで、地元の衣料品工場で現金払いの仕事を見つけると、彼女は廃虚同然の屋敷で下宿を営むレッド (マーク・メンチャカ) から最も安い部屋を借りる。 しかし、夜になるとほかの下宿人のすすり泣く声や、忌まわしい悪夢、地下から響く異様で不気味な音で眠れず、アンバーは屋敷には何か、そうでなければ何者かがすんでいるのではと疑い始める。 やがて、自身がワナにはまったことを悟るアンバーは、地下に潜む魔物と遭遇することに。 彼女は、その生き地獄から抜け出そうともがくが、誰も悲鳴に耳を傾けようとしない屋敷から無事に脱出することはできるのか?

監禁物と、モンスターホラーの両方の要素が入っていましたね。
監督はサンティアゴ・メンギーニ、初めて作品を見る監督です。
主演はクリスティーナ・ロドロ、初めての女優さんでした。
そしてレッド役はマーク・メンチャカ、彼も初めて見ます。

物語は今まで母の介護をしていたアンバーでしたが、母が亡くなったことでクリーブランドにやってきました。 しかし不法移民での入国だったので身分証がなく、なかなか定職につくことはできませんでした。 日払いの衣料品工場でも足元を見られいつも圧力をかけられていました。 だからなんとか身分証を都合してもらおうと同僚に頼みますが、ここでも足元を見られ、どんどんふっかけられてしまいます。
そして安い宿を見つけ、寝床を確保します。 女性だけということで、多少は安心感がありましたが、ここは何か嫌な感じを受け、悪夢を見、変な声が聞こえてきます。 そして前金を取られてしまい、身分証の資金がなくなってしまうアンバーでした。

今作は、アメリカでの一攫千金を目指してなんとか入国してきた移民たちの苦労と、そこに群がるハイエナの様な奴ら、さらには曰く付きの屋敷に入ってしまった、逃げ場のない閉塞感を感じるお話でしたね。 ただラストの反撃、そしてこのあと彼女はどうなっていくんですかね?

 

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