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西遊記 女人国の戦い

2018年作品、ソイ・チェン監督、アーロン・クォック ウィリアム・フォン ショオ・シェンヤン ヒム・ロー出演。

天竺を目指し、旅を続けていた三蔵法師(ウィリアム・フォン)と孫悟空(アーロン・クォック)、猪八戒(シャオ・シェンヤン)、沙悟浄(ヒム・ロー)は、川を下っていた。 その時川の底に住んでいた、人間体の生物が突然巨大化、一向に襲い掛かってくる。 孫悟空の舵取りで、その巨大生物が起こす大波を何とか避けていたが、必死に逃げているうちに空に何か入り口が現れ、一向はそこに落ちてしまう。 出た世界では崖になっていて、まっさかさまに落下する4人だが、三蔵法師はその時、一人の美しい女性(チャオ・リーイン)を巻き添えにしてしまう。
孫悟空三蔵法師を救い落下から助け出すが、女性は愛馬が駆けつけ難を逃れる。 そしてそこは、女性しかいない女人国だった。
三蔵法師が出会った女性はここの女王陛下で、女人国では男は残忍な生き物で国を滅ぼす毒物だと言い伝えられているため、4人は囚われ、処刑されることになってしまう。
しかし、初めて見る男性に興味を抱いた若く美しい女王は、三蔵法師にたちまち心を奪われる。 女王は彼らを救出したいと考えるようになるが、感情より国の規律を重んじる冷酷無比な国師(ジジ・リョン)が立ちはだかる。
さらに、巨大魚に化けた河の神(リン・チーリン)をも巻き込み、国家存亡をかけた戦いが始まる…

シリーズ、3作目となります。
監督はソイ・チェン、前作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15843397.html 前々作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15842045.html と同じ監督ですね。
三蔵法師役はウィリアム・フォン、「おじいちゃんはデブゴン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14950524.html にゲスト出演していました。 そして同時日本公開になったある作品にも出ていました。
孫悟空役はアーロン・クォック。 このシリーズは一貫して出演、前作から孫悟空役をしています。
そして女王役はチャオ・リーイン、美しい女優さんですが、初めて見ます。

物語は、女人国に流れ着いた4人の冒険譚ですね。 河の神のおかげで女人国に入り込んでしまった4人、しかしここでは男性が死刑になってしまう決まりがあります。 男が一人もいない、ではどうして小さい子がいるのか? そこにはある秘密があるんで、子供が増えます。
そして仮に死刑を免れても、この世界は閉鎖されていて、出る事が出来ません。 どこに出口があるのか? その手がかりを探しに行く4人と、女王と配下の者たちでしたが。

今作はなかなか良いラブストーリーになっています。 コメディタッチで始まりますが、後半は切ない二つの愛のドラマになっています。
この 「西遊記」シリーズ は流れがどうやら2つあるようですね。 こっちのシリーズは今回この作品を機に初めて見ました。 つくりとしては、こちらのほうが王道のお話であり、忠実な感じでコストの賭け方も違いますね。
でもあっちのほう https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12412587.html https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15157628.html も嫌いじゃないんですが。

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河の神に追われた一行

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そして囲まれる

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ここは女性だけの国

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男性は死刑となる

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しかし女王は彼らを逃がしてくれ、出口を探すが

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