anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

天然コケッコー

2007年作品、山下敦弘監督、夏帆 岡田将生 柳英里紗 藤村聖子出演。

小中学生合わせても全校生徒がたったの6人しかいない田舎町の分校に、東京から転校生の大沢広海(岡田将生)がやってくる。 中学2年生の右田そよ(夏帆)は初めてできた同級生を喜び、大沢の持つ都会の雰囲気に心をときめかせる。 そんなそよと対照的に、大沢はどこか取っ付きにくい。
ある夏の日、そよをはじめ、大沢も参加して友達みんなで海水浴へ行くことになる。道中、大沢は近道を行こうとするが、その道はかつて自殺者が出たことで誰もが避けて通る道だった。 数年ぶりに通っていると、友達のひとりが自殺現場に誰かがいると言い出す。 緊張の走る一行だが、突然トタンが大きな音を立てて倒れたことで、一目散にその場から逃げる。 ところが、そよが線路に足をとられて転んでしまう。
サンダルがはさまって立つことのできないそよを、大沢は平然と助ける。 海からの帰り道、いつもの遠回りの道を行く友達と離れ、またも近道を行こうとする大沢に、そよは付いていく。
近道を歩いていると、大沢がふいに 「こっちに来ればふたりになれるかなと思って」とそよに伝える。 その言葉は心に響き、次第にそよは大沢に惹かれていく。
進級し、中学三年生になったふたりは、交際を始めていた。 大沢の育った町を見てみたいと、そよは修学旅行先を東京にすることを提案する。 はじめての東京に圧倒されるそよだったが、東京時代の大沢の友達に彼女として紹介されたことなどもあり、上機嫌で修学旅行を終える。
季節は過ぎ、高校受験が間近になった。そよたちが住む地域の近くにはふたつの高校があり、普通ならばその高校に進学する。 そよもそのつもりだったのだが、大沢は東京に戻るかもしれないと言い出す。
このままふたりは離ればなれになってしまうのか、それとも…

いやー夏帆ちゃんも岡田君も若い!
監督は山下敦弘、新作は見逃してしまいまして、近作の記事は 「ぼくのおじさん」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14542147.html となります。
主演は夏帆、今でこそ結構いろんな役をしますが、この頃はちょっと笑いの取れるヒロインが多かったですね。 近作は 「ビブリア古書堂の事件手帖」 で回想シーンというか昔の祖母の役をしていました。
そして岡田将生、近作は 「家族のはなし」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15795824.html です。 まだ大学生役をしていました。

物語は、田舎の分校に転向してきた中学生男子、それによってヒロインの恋が始まる物語です。
そよは、最年長の中学2年生、やっと同学年の生徒が入ってきましたが、初めは期待よりも冷たい男子という感じで、彼女はあまり感じがよくありませんでした。 かっこいい広海に他の女子生徒は憧れますが、そよは壁を作ります。
しかし海に行った時に助けてもらったことから急速に接近、そして付き合い始めますが、なかなか田舎にいる二人、派手な付き合いはあまりできませんね。 しかし修学旅行が東京に決まって歓ぶそよ、しかし彼女にとっては初めての東京、カルチャーショックでした。

今作は田舎での中学生での付き合いから、いよいよ受験シーズンになっていくところを画がいていますが、まだ幼さが残る役を二人がしているのが新鮮ですね。 アニメで作ったらもっと良かったかもしれませんね。

イメージ 1
田舎で長閑に暮していたそよ

イメージ 2
そこに転校生が

イメージ 3
しかし海に行った時から

イメージ 4
二人の仲が近くなる

イメージ 5
そして東京に修学旅行

イメージ 6